2013年4月15日(月) 【生暖かい春】

 生暖かい春の朝、本日は、真綿で首を絞められるような気色悪さがあり、街宣を休止。思いつめたような気分もありましたが、結果として、明日から再開予定です。

 議員団総会では、2月定例会の議決に関して、党議拘束違反があった議員に対して、注意。

 その後、人事異動があって、初めての総務委員会。


 岡山空港の利用実績について、旅客便のみで、産業労働部や土木部が絡むとはいえ、貨物便の報告が無いこと自体、問題であると申し上げました。
 特に、空港3000m化の意味合い、さらには、FAZ指定されながらも、貨物ターミナルの活用が十分でない状況は、空港のあり方として、きっちりと検証すべきだと思います。

 また、防災マップ等について、複数発表されることで、地域の不安を助長している部分もあり、研究発表、報道等は、もちろん自由ですが、危機管理上も、地域に発する防災情報の一元管理的な発想も、必要ではないかと申し上げました。

 ホームページを通じて、ご意見を頂戴したのですが、本日下記のような返信をさせて頂きました。先週来、ずっとこういうことを考えておりました。

 佐野元春=『君が気高い孤独なら』
http://www.youtube.com/watch?v=rReRPPAkjJU
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 誠にありがとうございます。

 全て仰る通りだと存じます。あれこれと説明をさせていただいたり、組織がどうとか、多数決がどうとか、言い訳や開き直りのできる状況ではありません。
 出ている結果がこうであれば、自民党県議会議員は、当然責めを負うべきものだと思います。

 実は、こうした政治とお金の問題に関しては、これ以外にも、自転車操業の中で、慣習的に行われていて、社会常識と乖離したものが、ずいぶんあると思います。
 私自身が、いつのまにやら、それに安住して、許して、さらに、利用までしているのもまた事実でありますから、そのことの責めは、当然、私自身が負うべきだと思います。

 一方で、議会内部のことはもちろん、防災の問題はじめ地域の課題等についても、十分な成果が出せていると自分でも全く思っておりません。


 日々、不毛の戦いをしているのではないか?自分が、議員としての適性が無いのではないか?あれこれ、もがいてはいるものの、仕事が全くできていないのではないか?本来、私が、議員であるべきではないのではないか?と思わない日は、初当選のとき以来、一日とてありません。

 日々繋いでいるものがあるとすれば、昭和14年生まれの母と平成12年生まれの息子の世代の方々に対して、高度成長期の恩恵を頂戴した我々の世代が、何を恩返しし、何を残せるか、という思いだけです。

 ただ、現実問題、どう見ても、恥を重ねているだけのように思います。


 ともかく、お預かりしている4年の任期については、全うさせて頂く責任があろうと思いますが、次期について、当然あるべきものだと全く思っておりませんし、立候補させて頂けるだけの自信が己に持てなければ、身を退かさせて頂くべきだという思いは、常に持っております。
 選んで頂けるに値しないと思えば、出処進退は、潔くありたいと思います。

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