2013年4月10日(水) 【悲しくさみしい大人】

 本日は、こともあろうに、水曜日恒例のモーニングセミナーに寝坊・・・・。と言っても、6時ですが、6時開始のセミナーには、間に合いません。

 気持ちの良い青空の下、藤田で街宣。

 その後、本来であれば、息子が通うはずだった中学校の入学式。先日、息子と一緒に小学校を卒業した子ども達が、そう何日も経っていないのに、制服姿が、りりしくありました。




 夜には、頑張っている岡山JCの市民公開例会で、夜回り先生・水谷修先生の講演を拝聴いたしました。愛され、愛する力である大切な命を傷つけあう大人の姿が、子ども達から笑顔を奪っています。教育改革と言うけれど、まずは、我々大人からです。
 特に、「大人から変わろう」というメッセージでした。

 やはり、親自身が、まずは自己肯定感をしっかりもてるよう、歩んできた人生を再構築するような場面が、どうしても必要だと思います。
 愛されて、愛することができるとすれば、親も同じです。

 それにしても、何度目かになるのですが、水谷先生の講演は、胸にぐっと来るものがらいます。
 そもそも、人は体験以上のことは語れないし、それ以上に響かないですが、水谷先生のお話には、伝聞とか引用がなく、ましてや、他者の評価もなく、あくまで、主語や主体がご自身であるからこそ、振り絞るような身を削る講演で、伝わってくるのだと思いました。

 敢えて言えば、人生の中で、どれだけ泣いてきたか、これからも泣いていくか、他者の人生を背負ったり、アトバイスを送ったり、期待されたりする立場の方は、まるで贖罪のように、常に自分を追い込んで、苦しめていくようなところがあります。

 痛みが、自己肯定感につながる感じというのは、実は、私もあるのですが、どうあれ、子どもだけでなく、大人も誰も、愛されたくない人間なんてひとりもいません。
 そういうことを感じつつ生きていくと、人間って、みんな、さびしいし、かわいいし、実は、弱くて、優しいのでしょう。

 風男塾=『下を向いて帰ろう』 http://www.youtube.com/watch?v=mP8BQn6j3WE

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