2013年1月31日(木) 
【「違うっておもしろい つながると もっとおもしろい」】

 本日は、朝一で、浦安で街頭演説をして、 『ESDコーディネーター育成セミナー』受講2日目。
 途中、2時間ばかりライオンズクラブの委員会で抜けたりしましたが、朝から、夕刻まで。


 そもそも、今回のESDコーディネーターは、資格を持つ固有職種の名称ではなく、「SDの実現に向けて人々の参加と協働の場を促し、学びの場をコーディネートする人」と捉えられているようです。

 来年の世界会議以降に、ESDが、根付くかどうかは、まさに、コーディネーターの養成にかかっているといっても、過言ではありません。

 ESDコーディネーターの考えられている役割としては、@協働促進 A学びの場の創出 B市民のエンパワーメント。

 重要な視点として、@地域の持続可能性、世界の持続可能性を視野に入れたビジョンを持っている A地域の課題に取り組む一員としての自覚(むしろ覚悟)を持っている B市民のエンパワーメントを促進する C多様な主体の参加と協働を促す D多様な課題を把握し、分野横断的な活動を促す E様々な主体が、社会的責任を果たせるよう働きかける  F持続可能な社会に向けたビジョンに向けた道筋を示し、それをプロデュースしマネージメントする

 ということで、むしろ、一から養成するというよりも、現在いる様々なコーディネーターに、ESDの視点を持ってもらうことに、力点があります。

 特に、Aについては、例えば、コミュニティワーカーとして、現場で動くこともあれば、中間支援、現場後方支援という役割もあり、「WILL POWER(想う力)」 × 「PLAN(企画力)+DO(現場力)+SEE(評価力)」という部分は変わりません。

 これを伺うと、意識せずして、中心市街地落書き調査隊の動きは、ESD的でもあったなぁと、しみじみ思います。


 そして、ESDにおいても、特に、ファシリテーターが重要で、いわゆる進行役ではなく、参加型会議の場を作り(プロセスデザイン)、まわす(プロセスファシリテーション)人ですが、中立的な立場で、グループのプロセスを管理し、チームワークを引き出し、チームの成果が最大になるように支援する・・

 こうして、価値の多様性を認め合いながら、新しい価値を創造すべく合意を形成する・・・・・まさに、地方自治の最前線で、持続可能な地域づくりをするためには、ファシリテーター役は、地方議員が、当然できなくてはなぁ・・・。

 さらには、具体的に、場をつくり、まわすための技術的な指摘も、示唆に富むものでした。


 受講後の私の感想は、「違うっておもしろい つながると もっとおもしろい」ということで、これは、自分で書きながら、なかなか名言だと思います。
  なかなかESDの本質を突いていて、世界会議のキャッチコピーにつかって欲しいくらいです。

 ともあれ、今、SDをされている方々をESDという共通言語で、しっかりつなげて、大成功させたいですが、そのために必要なのは、「国際貢献トピア岡山構想を推進する会」のような縦横無尽のネットワークです。

The Beatles=『 With A Little Help From My Friends』
   http://www.youtube.com/watch?v=jBDF04fQKtQ

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