2013年1月10日(木)
【政治の「まなざし」というもの】

 ここ数日来では、寒さが、やや緩い朝。福田で街宣。

 今日は、電話連絡等の多い日でした。
 特に、昨年、知事選挙や総選挙に紛れて、私の中では、本来、不採択になってはいけない陳情が不採択になってしまうという痛恨の事態が発生しました。委員会の所管が違うというのは、言い訳に過ぎません。私は私で、始末をつけなくてはいけません。

 現状では、採択に持っていくこと自体は、なかなか難しいのですが、なんとか、党組織の中にありながらも、一歩でも進めるために、突破口を切り開く所存です。

 今日は、それ以外にも、福祉に関する話が、多くありました。


 昨年の総選挙で、結果として自民党圧勝の中で、やや景気回復傾向があるのは、自民党所属議員としては、確かに嬉しくもあります。
 ただ、逆に、謙虚さを失ってはいけないと痛感もしています。・・・・もう忘れたんか?

 多数決で物事は決まりますが、実は、多数が、必ずしも正義とは限りません。少数意見を尊重し、あるいは、弱者や敗者に配慮できてこそ、はじめて多数決による民主主義には正当性があります。

 政治に関わる者にとって、まず大切なことは、その「まなざし」です。どんな目線で、何を見ているのか?それは、常に自問したいと思います。

 村下孝蔵=『青春の日々に』
  http://www.youtube.com/watch?v=GWN-K0zcsGY

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