2012年10月6日(土)
【まだトライアウトがある!!】

 本日は、朝一で、新稔橋で街宣。倉敷川の河川敷に、不法投棄されていたのですが、誰がしているのかも判明し、警告の看板も立ち、今年も立派な栗の実がいっぱいです。

 夜には、明朝の全国朝市フェアのレセプションとも決起大会とも言える交流食事会。乾杯でなく、完売の音頭で、和気藹々と。


 ところで、10月1日から、プロ野球の戦力外通告が、どんどん発表されています。



 特に、オリックスの鳴り物入りで入団したはずのドラフト1位指名の4選手の解雇については、うち3人は、育成選手になってからの解雇ですから、最近のチームの勢いを象徴するようです。


 一方で、本当に惜しまれて、愛されて、引退試合までしてもらって、引退する選手もいますし、2軍で、静かに引退する選手もいます。また、育成で再契約が検討されたり、バッティング投手になる選手もいます。育成選手のまま辞めていく選手は、NPB にいたことさえ、忘れられる以前に、覚えてもらっていないかもしれません。

 なにより、独立リーグ出身の選手たち。マリーンズの角中のように、オールスターに出る選手もいれば、育成と選手登録を繰り返し、戦力外通告を受けた選手もいます。

 NPBに入ること自体が、天賦の才と努力の賜物ですが、その中でも、さらに、神様に許された選手がいます。でも、それは、ごく一握りで、多くの選手は、もがいてもがいて、もがきぬいて、夢にしがみついています。なによりも、NPBにたどりつけない夢のかけらは、何千、何万とあります。
 敢えて言えば、一人の輝きは、多くの血や涙の犠牲の上にしか成り立たないのかもしれません。えてして、その輝きは、それに気がつきませんが・・・。

 それでも、まだ、トライアウトがある!!野球を愛する情熱と己の可能性を捨てなければ、まだ、勝負は終わっていません。ここから、這い上がっていく選手に期待したいです。夢は終わらない!!

 馬場俊英=『青い風の招待状』
  http://www.youtube.com/watch?v=bUgn0Y5y9H8

Copyright (c) 2012 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp