2011年11月19日(土)
【「道」 祝・学校法人加計学園・創立50周年】

 本日は、朝から生憎の雨。

 午前8時前現在、週末に、また雨です。
 本日、下津井電鉄さんの100周年記念で予定されていた「風の道サイクリング・風の道 写真撮影会」が、雨天により、来春以降に延期になりました。本当に残念です。

 私の母の実家が児島で、茶屋町で下津井電鉄に乗り換えて、児島赤崎で降りるというパターンがあり、茶屋町駅で、立ち食いうどんを食べるというのは、かなりの贅沢な楽しみだったように思います。私の体の半分は、瀬戸内海に面した児島の血が流れているわけです。

 したがって、下電で、従兄弟達と鷲羽山に上がったり、味野に出たり、その軌道に沿ってのサイクリングということで、わくわくしておりましたが・・。次回のタイミングが合えば、走りたいです。


 その一方で、つくづく思うに、私の記憶の中のその方は、本当に温厚で、おとなしく、誠実な方だったのですが、ゆえに、そうなってしまったのか・・・・・・・極刑が、確定しました。



 思うに、どんな人間も、必ず死ぬということが、神の真理だとしたら、ゆえに、宗教は必要ですが、逆に、宗教が人を死に至らしめることもあるというのは、どういうことなのか・・・。



 それが、本当の神でも、宗教でもなかったとしたら、まさに、それこそが、罪であり悪。
 しかし、誰が、どう断罪されても、亡くなった方も、亡くなる方も、もう還ってきません。いったいなんだったのか、なんなのか、忘れられない、忘れてはいけない、しかし、気が重いです。



 午後には、雨が上がり、亡父にとっては同級生で、高校の恩師である森下勲先生の彫刻展へ。
 OBであられるということで、朝日高校同窓資料館で、22日まで開催されています。



 岡山の彫刻会の巨匠である森下先生の作品は、緑道公園やオリエント美術館や南方公園や県立図書館や総合グラウンドや・・県内のいろんな場所にあります。

 特に、一宮、操山の教え子である美術部関係者は、きちんと朝日高校に、見に行かれますように!20代から現在に至る先生の作品を一挙に、観させて頂けます。


 夕刻からは、本日は、学校法人加計学園・創立50周年記念式典・祝賀会。私ごときが、なにか申し上げる立場にはございませんが、日本のみならず世界に広がる連携の規模に圧倒されます。
 ただただ、本当におめでとうございます。岡山県の誇りです。

 来賓の安倍元総理がおっしゃられたように、日々、信用と実績を積み重ねられ、しかも新しい挑戦を常にされ、伊原木天満屋会長がおっしゃられたように、加計勉先生の「道」に象徴される建学の精神が、きっちりと息づいて継承、発展されているからこそ、ここまで躍進されたのだと思います。

 それにしても、50年の重みをつくづく感じます。日々の積み重ね、そして、本当に多くの方々が頑張られて・・・何人もが通るから「道」になって・・・。決して誰にでもではないですが、若人が持つ能力を最大限引き出そうとする正しい志と、熱い思いを持って、人を大切にして、ともに「道」を歩めば、50年は、これだけのことができる年数なのですね。本当にすごいです。

 個人的には、確かに、私は、なんとなく一人で歩いてはいるのですが、何年歩いても、「道」にはなってねぇなぁ・・・と思います。

 竹本孝之=『HOLD YOUR LAST CHANCE』
       http://www.youtube.com/watch?v=C6psQ93qRJQ&feature=related

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