2011年10月23日(日) 【復興支援とメガソーラー】

 今朝は朝一で、スポーツ大会の開会式欠礼のお詫びに回る中で、体育大会開催のために、体協や地域の役員さんが、早朝から雑巾で水溜りを吸い取っている姿もあり、本当に頭が下がりました。
 今日は、ソフトボール大会が中止になったり、体育大会の開会式が遅れたりもしましたが、こうした地域の方々のご努力で、行事が行われ、地域の結束が図られていることを痛感します。

 中区に飛んで、中国運輸局岡山運輸支局で、(社)岡山県自動車整備振興会主催の『2011ハートフルマイカーフェスティバル』に、お邪魔させて頂きました。
 いわゆる陸運局の移転については、県的には、土地の売却ができているのですが、国の方が、どうなるのか。

 いずれにせよ、プロの自動車整備士さんの手によって、車検に加えて、定期点検をして貰うことの重要性を学ばさせて頂きました。私の愛車は、走行距離が、16万kmを越えていますが・・・。

 そこから、岡山刑務所の矯正展へ。保護司として、刑務作業の商品を少しだけ購入しました。


 取って返して、公設国際貢献大学校、岡山県主催の『岡山発・東日本大震災支援フォーラム〜晴れの国おかやま・がんばっぺ福島!〜(大震災を支援しても・・・大震災「復興」支援だと思いますが・・・。)』へ。

 特に、桜井南相馬市長の基調報告。相馬馬追の侍文化に象徴される歴史と伝統を受け継ぐことと、なにより、「誇り」を強調されたことが、強く印象に残りました。
 菅波先生も、よくおっしゃっておられましたが、支援される方の「誇り」ということは極めて重要で、「困った時は、お互い様」で、今度は、岡山が助けられる番になるかもしれません。

 ともあれ、ひとたびご縁を頂いたからには、息の長い対等のお付き合いが大切だと思います。

 一方で、先般の台風の被害の対応が、まだ十分でないため、私の中では、防災の中に、地震や津波だけでなく、台風のウエートもかなり大きくなりました。特に、今朝の山陽新聞さんの朝刊の記事のように、児島湖の水位の制御については、実に限界もあるがゆえ・・・。
 復興支援に加えて、岡山は、岡山でやるべきことが多いです。台風被害復興支援ができていない地域は、いくらでもありますから。


 ところで、今回は、大学校サイドの思いもありますが、このフォーラムの流れが、東日本大震災復興支援→脱原発→再生可能エネルギー推進→メガソーラー誘致という論調で進み、危機管理からエネルギー施策と、県政が、思い切り舵を切った感が、ありました。

 私は、今回の原発事故の問題が仮になくても、大義として、「晴れの国岡山」が、再生可能エネルギーとして太陽光発電を推進することは、諸手を挙げて賛成なのですが、原発の問題に言及したり、メガソーラーに関して、先頭を走る勢いが、単純に、すごいなぁ・・・と思います。

 さだまさし=『主人公』 http://www.youtube.com/watch?v=rIFQ2M2tJwc&feature=related

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