2011年9月26日(月) 【『唇をかみしめて』 】

 本日は、午前5時前から、広島での倫理講演会出席のため、高速道路を自家用車で出発。
 どう考えても、昨夜のレクザムに無理があり、さすがに往復で、ヘトヘトになりました。

 ただ、拝聴させて頂きながら、目標達成に終わりはなく、その中で、我々政治関係者が、手段のためには目標を選ばないような現状が、つくづく日本を悪くしていると感じました。

 限られた任期の今日一日、今日一日を完全燃焼するのではなく、常に手段たる次の選挙で、己が延命することのみを意識する議員が、要は、他人の悪を語って、己の善を語ることを繰り返して、それで日本の政治が、良くなるわけがありません。
 目指すは、あたかも、「我も人もの不幸せ」です。

 つまりは、自分ひとりが生き残るがために、誰かを犠牲にすることを厭わない、そんな延命のみを実は語り、それを基準に動く政治家の姿は、もはや見抜かれて、実に醜いものがあります。
 選挙でなく、政治をやりなさい。

 自分にも言い聞かせますが、議員の代わりなんていくらもいるんだし、存在すること自体や、居座ることが害だということもある、必ず終わりがある、いかに終わるかということを意識しないといけない・・・つまりは、明日の議員としての死を意識せずには、今日の議員としては生きられないということです。私も、いつまでも議員でいられないし、いるべきでもありません。

 吉田拓郎=『唇をかみしめて』 http://www.youtube.com/watch?v=5EHL6sTr4ec

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