2011年5月27日(金) 【レオの気概】

 本日は、金曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 ソプラノ歌手の村上彩子のさんの講話と美しい歌声を拝聴しました。苦悩やチャンスということでは、馬場俊英とかぶるものもあり、さらに、平和を歌うために、神様は、彼女にさらに大きな試練を与えると感じられることに、気概を感じました。
 いつか私も、無言館に行ってみたいです。


 本日は、広島で、中国五件監査委員協議会。会計検査院の方の実務的な話を伺い、プロ意識に感銘しました。さらに、各県の監査について、意見交換。
 会計処理上の問題や入札をめぐる問題など、岡山県でも起きていますが、改めて、包括外部監査制度のあり方を含めて、監査機能の強化の必要性を強く感じました。
 ある意味、我々は、監査される側でもあり、いよいよ甘えは許されんなと強く感じました。


 今回の原発事故の対応については、政府に問題があり、国政も混乱していますが、サミットに出席する総理をレイムダック状態にすることが、本当に国益が適うんだろうか?と、自民党員ながら感じるものがあります。

 今、国会議員に強く求められるのは、あの東京消防庁のハイパーレスキューの隊員に成り代わって、命懸けで、国会議員自ら原発に水をかけに行くような気概であり、国会議員定数半減がたちまち無理でも、財源確保のために、直ちに報酬半減を行うような公への犠牲的精神です。
 悲しみや苦しみから立ち上がっている国民の士気を政治が下げているような気がしてなりません。

 奇跡の戦後復興を成し遂げた先人や御英霊に対して、自由民主党議員がとるべき毅然たる態度の模範を是非、我々に示して頂きたい、それが一番強い願いです。正直、私は、悔しいです。

 こういうときに、ウルトラマンレオのような、真に強いヒーローが必要なのです。

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(2007年12月15日(土)【ウルトラマンについて考えるこころ】より)



 一方で、シリーズ中、最も陰気なウルトラマンレオは、当時から肥満児であった私には、最初からビビッときた。だいたいが、レオの故郷あでる獅子座L77星は、マグマ星人に破壊されて、既にない。M78星雲(光の国)の奴らとは、背負っているものが違うのだ。

 地球侵略を狙う、そのマグマ星人と戦いに来たゲンは、そのマグマ星人に負けて変身能力を失ったダン(ウルトラセブン)のいじめにも近い、しごきに耐えながら、いずれ全滅するMACの中で、うきまくって、『星空のバラード』なんか歌うのである。そこに一切の甘えはないのだ。

 ちなみに、レオの兄弟のアストラは、いまだに、ウルトラマンアストラではなく、ただのアストラなのだ。こうした疎外感、孤独感、生きる厳しさと闘いながら、まわりの人は、どんどん死ぬが、最後は地球人として、ウルトラ義兄弟として、比較的あたたかく迎えられるレオ!そこに私は、確かな自立を感じたのである。

 レオの思い!『ウルトラマンレオ』http://www.youtube.com/watch?v=c1eAj2fK_I8&feature=related

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