2011年5月3日(祝・憲法記念日・火)
【政策勉強会(派閥)について】

 本日は、憲法記念日。妙な曇り方は、やはり黄砂のせい?
 はたしてこれからの3連休、国旗掲揚されるご家庭や職場が、どのくらいあるのか気になります。

 本日は、肉離れ3日目。試みに、松葉杖を片方だけにしてみたりするのですが、まだ困難。コンビニでは、定員さんが、勝った物を運びましょうか?と言ってくださったのが、ありがたいです。
 ただジャージ姿なので、どう見ても、GWに慣れないスポーツをして足を痛めた中年の親父の姿。

 いきおい内勤になりますが、政務調査費の収支報告書の訂正に県庁に。議会事務局の職員さんは、こうした議員が続出していると思われ休日返上。県民の皆様に、本当に申し訳ないことです。



 さて、今朝の山陽新聞に、県議会の自民党内の「派閥」の勢力図が、出ていました。




 個人的には、人間社会の出来事ですから、3人いれば、なんとなく2対1のグループになるように、「派閥」的なものができてしまうこと自体は、人間の習性として、否定できないと思います。
 人間が人間である限り、好き嫌いも、合う合わないも無いなどとは、誰も言えません。




 現状で言えば、複数区や一人区でも、自民系同士が、命懸けでしのぎを削って戦っている現状ですから、選挙が終われば、恩讐の彼方に、ここはノーサイドで、議会活動は仲良くやりましょうなどという人間は、それ自体が、かえって御都合主義で、信用ならないかもしれません。




 30人以上の集団に、グループが無いほうが不思議です。いわんや、選挙があるのですから。


 問題は、「派閥」で何をするのか?ということです。

 議会制民主主義が、多数決を前提にしているからには、多数を確保し、政策実現を目指すのは当然です。もとより、岡山県議会には、「派閥」というものは存在せず、あくまで「政策勉強会」ですから、その趣旨に沿って、切磋琢磨しながら、例えば、政策実現のために、議会ポストを取り合うこと自体に問題があるとは思っておりません。
 よもや、何がしたいか分からずに、とりあえず議会のポストに就く輩は、いないものと信じます。

 さらに、政策勉強会同士で、政策立案競争が行われるのであれば、県民の皆様にとって、良い事であるとすら言えます。基本的に、自民党内部での政策実現競争は、岡山県の活力も生みます。


 要は、こうした政策集団としての活動が行われるかどうかこそが問題であり、「派閥」的なモノのある無しが、存在の是非を含めて、問題の本質ではないと思います。

 さらに言えば、議会内「互助会」的なものが、議会ポストの人選を誤ったり、政策立案を阻害することがあるならば、私にとっては、その互助会は、攻撃対象です。
 少なくとも、政策勉強会は、互助会ではないはずです。


 一方で、私個人としては、知事の退職金返上についても、児童会館存続の戦いについても、これを勝負とした時は、絶対に徒党を組むことはありませんでした。今後もそうです。
 一匹狼と言うよりも、真の喧嘩は、一対一でするものだというのが持論ですから、他の誰かにリスクを負わせることを私は、潔しとしません。

 基本的に、私は好戦的な性格ですが、それが守るべきものがある真の喧嘩ならば、一番強い相手に、一人で正々堂々と、刺し違える覚悟で、今後も、さしの勝負に行きます。


 いずれにせよ、今回の選挙では、多くの候補者が、議会改革を訴えています。
 政策実現の中には、当然議員定数削減等が含まれています。それができないと・・・。





 上條恒彦=『誰かが風の中で「木枯し紋次郎」 』
  http://www.youtube.com/watch?v=fC_QNQISh2M&feature=related

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