2010年11月20日(土)
【『私を必要としてくれる人がいます』】

 朝一で、ある地区の新しいフェスティバルにお邪魔して、ある公民館文化祭へ。

 敬老会もそうですが、文化祭で、母ぐらいの年齢の方が、例えば大正琴を弾いているのを見たりすると、本当に苦しくなります。どなたも安気であるとは思いませんが、少なくとも、母が、せめてもう少し人生を楽しめたらなと思いながら、そういう行事を回っています。
 しかし、実母には、優しい言葉をかけることもないのが実際です。

 そもそも、自分の最も身近な人達をも幸せにもできず、何が公職だ、何が議員だと考えると、生きていることすら、もう全く無意味に思えて、辛くなる事が、しばしばありますが、なるべく忙しさにかまけて、そういうことを考えないように努力をしています。
 意気揚々と議員への立候補を目指す方々を見ると、不思議ですらあります。


 さらに、午後には、書道展へ。特に、子ども達へ文化の裾野を以下に広げるか、地域のスポーツクラブと同様の考え方をしていく必要があるのではないかという有意義な懇談をさせて頂いて、さらに、ダンススタジオの学習発表会へ。岡山JCの新会員のアトラクションで、我々は、深夜にダンスを習っていたのでした。
 こういう時期、世相だからこそ、自分の中で何かを極めるということは、より重要かもしれません。


 夜には、馬場俊英のライブへ。個人として楽しもうとすると、やっぱり良いことは無いなとつくづく思いました。ただ、馬場俊英のライブについては、ライブに行くと半年先のライブの先行予約ができて、結局、それを紡いでいる形になっているので、実は、年に2回は、どうしても行くことになるのです。

 ともかく半年先まで頑張ろう、せめて、そこまでは生きていようと頑張るための約束であり、ご褒美というよりも、一里塚のようなものです。楽しみなのか、けじめなのか、区切りなのか、自分でも分かりませんが、少なくとも、ただの遊びではないのは、間違いないところ。だから、大切なのです。

 馬場俊英は、お互いに頑張りあっているという感じで、憧れのスターというよりも、同じ時代をもがいて生きている仲間なのだと思います。ライブは、頑張っている確認のようなもの。集う人も・・・・。珍しいですよね、こういうのは。私だけが、そう思っているのかもしれませんが・・。

 来年は、7月9日。そこまでは、どんな状態であろうと、何があろうと、絶対に生きています。

 馬場俊英=『私を必要としてくれる人がいます』http://www.youtube.com/watch?v=G4VC-UBfvIA

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