2010年5月20日(木)
【岡山大安寺「中等」教育学校開校式】

 本日は、岡山県立岡山大安寺「中等」教育学校開校記念式。
 なんとなく、大安寺には、親近感があります。
 前期課程に入学した生徒が全員後期課程に進む、6年間を通した新しい形態の県内初の県立中等教育学校です。

 高校入学時に、他の中学から入学してくる生徒がいる併設型中・高一貫教育校とは異なります。ちなみに、高校入試がないので、3年時の県立高校の入試時期には、約2週間のオーストラリア海外研修が予定されています。これは、かなり羨ましいような気もします。

 「15の春」をどう考えるか?あるいは、子どもから大人に変わる思春期の6年間を固定された160人の中で過ごすことのメリット、デメリットは、分からない部分もありますが、大切なのは、青春時代に、自分自身と友人の舞台になる学校を居場所として、心から好きだと言えること。ここからです。

 今年度は、受験者数852人で、新入生は、男子82人、女子78人の160人で、5.3倍という狭き門でした。


 6年まである「中等」教育学校ですから、したがって、いずれ、岡山県立大安寺「高等」学校という名称は、無くなることになりますが、大安寺高校の歴史を継承し、「知識と体験の融合」を目指し、「たくましい人間力」を持った生徒の育成を目標に掲げています。
 上が全くいない我々は、中学4年生と言われていましたが、中学6年生と言うのかしら?????

 特に、校歌は、現在の高等学校の在校生は、『三年(みとせ)鍛へん』が、中等学校の新入生は、『六年(むとせ)鍛へん』と歌いこそすれ、「岡山大安寺」が無くなるわけではありません。

 もとより、「大安寺」は、創建の地は、大和大安寺の寺領「大安寺の荘」であり、その南都七大寺のうち、大安寺は、聖徳太子発願の熊凝(くまごり)精舎に端を発した、鎮護国家の最初の官寺で、当時の総合大学。
 岡山一宮高校の一宮同様、歴史的由来があるのです。


 ところで、県議会では、岡山朝日OBが最大勢力で、4人。岡山大安寺OBは、2人ですが、岡山一宮は、私のみ。しかし、私は、歴史を切り開いてきた一期生であります。そこは、ちぃと自慢できるところです。

 もっとも、南区には、北区に比べると、在住の一宮OBは、極めて少ないですが、一宮の「フロンティア・スピリット」で頑張ります。
 そう言えば、大安寺「中等」教育学校は、「パイオニア」を使いますが、「フロンティア・スピリット」は、もっと艱難辛苦がありそう・・・・。


 それにしても、それよりもなによりも、こうした中学受験で、涙を呑んだ子ども達が、あまりにも多くいるのは、本人はもちろん、保護者にとっても、悔しく辛いことです。
 息子も、小学4年生。中学受験するのかしら?????なんか考えねばならんのかなぁ・・・・。本人がどう考えるかですが・・・。

 今日は、夕刻からPTAの役員会。
 さらに、議長・副議長を祝う会。


 アンジェラ・アキのつもりが、なぜか、米米クラブの『手紙』。石井監督の『河童』は、切ない父子関係を描いた良い映画でした。
http://www.youtube.com/watch?v=PHWyVdwo3Ks

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