2010年3月27日(土) 【『君の中の少年』】

 素晴らしい春の青空の下で、朝一で、倉敷マスカットスタジアムで、シティライト杯争奪・第18回ヤングリーグ春季大会へ。グランドのベース前で行う来賓挨拶は、反響の関係で少し難しいのですが、ずらっと並んだ選手達の中から、あるいは、未来のイチローが出てくるかもしれないと思うと、もうワクワクします。

 そう言えば、産業労働警察委員長の時、もちろん、私は横浜ベイスターズファンなのですが、それを言うなと知事に釘を刺され、阪神タイガースの秋季キャンプの歓迎式で、赤星選手に特産品を渡して握手したのは、あれはかなり嬉しかったです。


 嬉しいと言えば、全力疾走を旨とするヤングリーグの大会会長は、広島カープの往年の好打者、山本一義氏ですが、毎年、この大会でお会いするたびに思っていたのですが、ついに、今年は、色紙と『広島東洋カープ60年史』という本に、サインを貰ってしまいました。昭和50年のV1がラストイヤーで、いわば山本浩二、衣笠時代の前のカープの名選手。

 さらに、顧問でいらっしゃっていた、ドラフト外入団から、史上最高のスイッチヒッターと言われた松永浩美氏にも、「阪急ブレーブス 48番のサインを持っています。」「それは、姫路と岡山の人しか持ってないですよ。」という会話をしながら。


 どうして、プロ野球の選手からサインを貰うと、こんなに嬉しいのでせうか。中学・高校時代に、全球団から、サインを貰いまくっていたドキドキ感が復活。こないだ、うめ吉さんのサインを色紙に貰えば良かった・・・。
 これからの子ども達は、サインの思い出が、ファジアーノになるのかしら・・。ともあれ、「憧れ」って素晴らしいです。

 あまりに嬉しかったので、リタイアしたら、プロ野球キャンプ地巡りをする約束をしている西警察署の前の『ゆうりんかん』という本屋の店長で、高校時代からの友人のY君に、わざわざ見せびらかしに寄りました。そのおかげで、VSCOの総会が・・・。

 それにしても、政治家のサイン?って、特に欲しくないです。私も、高松門前で、県議会議員として、空前絶後の1枚だけ、色紙に名前を書いたことがありますが、あれは、色紙を汚しただけで・・・。


 その後、岡山青年会議所の先輩を送る会。突然のことでした。

 さらに、母校・岡大附中の3号館さよなら見学会へ。 解体工事が行われる前に、教室があった棟に、別れを言えるありがたい機会で、来年の同窓会で、同級生に売りつけるという遠大な構想(多分売れまい・・)で、写真を撮りまくりました。

 時々、夢に出てくる教室の突き当たりにトイレがあってという風景は、中学校の校舎のものと分かりました。
 がらんどうの3−Dの教室の後ろの壁には、マジックで私が書いた私のサインは、とっくにありませんでしたが、私の人生史上、最も自分らしかった頃の私自身が、あちこちで、泣いたり笑ったりしているようでした。家業はなくなりましたが、友情と初恋と間抜けなエピソードは、数知れず。心の底から、君は本当に馬鹿でした。
 でも、大丈夫、決して君を裏切りはしない。そう思えて良かった。

 なにより、自分の切なさよりも、むしろ、これからの息子の青春が楽しみです。青春は、子供にバトンを渡します。


 そのあと、民・民の難しい話。一緒に悩むだけで、お役に立てないのが申し訳ないですが・・・・。

 夕刻が近づくにつれ花冷え・・・。今日は、昨日のばぁちゃんのところに、家族で焼き肉を食べに行くのであります。
 皆様、どうか良い週末、年度末を。

 馬場俊英=『君の中の少年』
http://www.youtube.com/watch?v=naWR3VMwbbA

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