2010年1月30日(土) 【「鳩山総理のこころ」】

 「命を守りたいのです。」政治に携わる者なら、誰でもそう思っているはずです。
 確かに、あれほどTPOを間違えなければ、「新しい公共」という理念や高邁な理想と抽象的な美事麗句が並ぶ「鳩山総理のこころ」(施政方針演説)も、もっと評価された名演説だったかもしれません。個人的には、思想性はさることながら、こういう文章自体は嫌いではありません。

 ただ、私が「部屋の整理整頓はきちんとしよう!」というぐらいに、説得力と具体性がなかったのが極めて残念です。この内憂外患に、一世一代の舞台で、己の言葉に酔っている暇はありません。

 それにしても、拍手と野次で、演説がかき消されるのは、教育上よろしくありません。人の話は、静かに聞きましょう。


 暖かい朝でしたが、本日は、いつもより1時間遅れで、8時半から中畦で街宣。休日や夕刻など、いろいろやってみようと思います。根が横着なため、3日坊主になるので3日目に、遊説局街宣と遅出で、メリハリをつけて街宣を続けております。
 いずれ、真夏の炎天下で、パンツまで汗でびしょびしょになるのでしょうが、今日ぐらいの寒さなら快適です。

 内々に引っ越しによる暇乞いが決まっていますが、地元婦人会の新年会では、来賓はカラオケ大会になり、自分でも『あの鐘』が微妙に飽いてきたので、真っ昼間から『天城越え』。後ろ髪を引かれる思いを歌に込めましたが、サビでは、黒豚の断末魔の叫びのような声になりました。
 『伊勢佐木町ブルース』は、婦人会では無理。

 その後、早稲田大学の県教職員関係者のOB会新年会に。現場の生の声をお伺いできる大切な機会です。
 学生時代は、「巨人、東大、自民党」よりも、好きなのが、「横浜、早稲田、社民連」だったわけですが、野党自民党に在野精神を見つけた今は、なんとなく居心地が良いというのが、いかにも変わりモンです。

 今日も、昔、2年半住んでいた当新田界隈に御縁ができたりで、楽しいのですが、少しずつ引っ越しの春が近づいてきます。
 今夜も、これからある学区の新年会など。守りたいものが増えるだけで、決して、さようならはありませんが、感謝の心を込めて、今日2回目の『天城越え』をいこうかしら・・・。

 でも今本当に歌いたい歌は、尾崎豊=『僕が僕であるために』
http://www.youtube.com/watch?v=sgdehFw4fu4&feature=related

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