2009年12月19日(土)
【人生をオリジナルドラマに】

 ついこの間、種子島に鉄砲が伝来したかと思ったら、早いもので、今年も2週間を切りました。
 土曜日の朝は、子どもと一緒に、子どもに妙によく似た『おさるのジョージ』をなんとなく観ていたことも多かったのですが、今朝も街宣。いつもより1時間遅れの8時半から、灘崎の新稔橋。

 さすがに、倉敷川のほとりは、耳が痛くなる寒さで、半分死にかけましたが、なによりも、風が強く、幟を抑えながらの妙な姿勢だったので、強く印象に残る日になりました。見掛けた方には、さぞ異様な風景だったと思います。
 自民党の旗が、ビュンビュン飛ぶので、電池を重しにしたり、いろいろ工夫しました。朝から一人で楽しかったです。


 気になっているのは、戸別保障制度の財源確保のために、土地改良事業を半減するということですが、単純に考えて、南区直撃の話で、たいへんな問題です。
 既に不安の声が上がっています。
 長期的に見て、農業振興、地域活性化策になるのかどうか、週明けには、さらに取材に回ろうと思います。

 午後には、チェロチャリティーコンサート。奏者は、台湾出身の方で、台湾海峡は日本のライフラインであるから、台湾が無くなれば日本も無くなりますとおっしゃられたことに、はっとしました。


 今宵は、早稲田大学の忘年会がありますが、思えば、早稲田大学政治経済学部政治学科に行くというのは、私の第1志望でしたし、なによりも、「早稲田」というのは、可視的な構造物等を指すのではなく、そういう「生き方」を指す言葉であると今も思っています。
 早稲田らしくありたいというのは、常にあります。もちろん、私にとっての早稲田への思いですが。

 その基本には、やはり、在野精神や反骨精神があります。長いものに巻かれることを絶対に潔しとしない、好んで危ない橋を渡る、誰かの評価に関係なく、不器用でも良い、どんなこだわりでも良い、どんな形であれ、自分を生き切りたいと思っているのです。
 だから、野暮と言われても、ブランドには拘らず、端からはボロボロで良いのです。人生をオリジナルのドラマにしたいわけです。

 結果として、個性溢れる人生を歩むOBが多いと思いますし、端から見れば、無茶な人生も好きなわけですが、その根底には、誰も、揺らがぬ誇りがあります。
 そして、個人個人は、個として独立していますから、価値観を強要することはありません。わしは、わし、君は君、されど仲良し。

 どこで、何をしていようとも、「ちょっと変わってますね。」は、最高の誉め言葉ですが、早稲田の人間が野人と言われるのは、こういうゆえんです。
 そして、激動の時代には、非常に強いタイプだと思います。


 ゆえに、早稲田らしくありたい私としては、現在の状況は、最高にイキイキしているわけです。激動の時代にこそ、やれることを探して血が騒ぐわけですから、むしろ興奮状態が続いていると言って良いくらいです。

 また、敢えて言えば、今だかって、これほど自民党を愛していることはないぐらい、こういう状態の自民党が大好きです。文字通り、在野です。
 政権交代は、ひとつの政治的ロマンですが、再生して政権復帰は、さらなる大ロマンです。皆さん、自民党には、夢がありますよ!
 問題は、大義の旗をどう掲げるか・・・実際、そこなんだなぁ。


 ともあれ、人生をオリジナルドラマに、そういうメンタリティで、「こころ」が書かれていると御理解頂いた方が、私が、現状の愚痴や批判に終始して暗い顔でいるはずがない、卑屈になって内部批判の中で自民党を諦めているわけは決してない、落ち込むことすらドラマのふくらみと感じている、実はかなり楽しんで街宣等の活動をしているというのも、御理解頂けると思います。

 自民党も、佐藤真治も、絶対に死にましぇん!!!!!ですから、どんな状態であれ、期待をして頂ければありがたいです。
 馬場俊英=『君はレースの途中のランナー』
http://www.youtube.com/watch?v=Y0ZtYJsyz6c&feature=related

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