2009年3月2日(月) 【挫折の中の品性】

 議会は、休会日。

 朝は風邪の諸症状で、朝起き会の出席が出来ず、今日は、母校岡山一宮高校の第27回卒業証書授与式。
 岡山一宮高校も、今年で、30周年を迎えます。同窓会の役員ではないのですが、来賓という形で、卒業式に出席できるのは、いわば県議会議員の役得です。

 他の高校のように、先輩がいないので、寂しい思いをすることもありますが、我々一期生が、いまだに新設校などと言っていては、後輩達が救われません。様々な場面で、後輩達を引き上げてやるんだという気概が必要です。
 四十四、五ですから、まだ社会では、中堅どころですが。

 後輩達に、元気で楽しんで欲しいと思う以外には、望むことは何もないですが、例えば、学校やJCの後輩から何か言われれば、「皆まで言うな、わかった」と言えるような先輩ではありたいと、密かに思っています。


 最近の後輩達は、本当にいきいきと青春時代を謳歌しているのが伝わってきて、総合選抜の中で、常に、新設校の最初の卒業生として、受験の重圧を課せらていた我々からすると、羨ましくもあります。

 ただ、私とて、自由で伸び伸びとした校風の一助を担っているかもしれず、フロンティアスピリットで、新しい歴史をどんどんと切り開いて行かなくては。
 どうあれ、学校の歴史の恥になるわけにはいきません。


 一方で、校長先生の祝辞の中に、「品性とは、挫折の中で、いかに立ち直るか」であるという言葉がありました。同窓会長やPTA会長の御挨拶の中にも、似たような主旨がありました。

 子ども達の人生には、順風満帆を望んでいますが、それでも挫折は、人生を深くします。ピンチの時に、培われる人間性こそが、未来の糧になります。


 ところで、今日の答辞は、原稿無し。見事としか言いようがありませんでした。しかも、どうも、親子2代で一宮の高校の同級生のご子息のようでした。AO入試で、進路も決まっており、親孝行ねぇ・・。
 我が子は、小学2年生・・・まだ、先が長ぇなぁ・・・。

 27年前のこの日、二次試験を前に、既に補習科が決まっていた私は、友人達と我が家で焼き肉パーティーをしました。補習科も一期生です。
 でも家に帰ると、当時の憧れの女子と毎日が同窓会です。どうよ〜。
http://www.youtube.com/watch?v=qQeigIshyiI&feature=related


 午後からは、自民党の総務選対会議。4月に予定される市長町長選挙の対応についてなど。秋に予定される岡山市長選挙の対応についても話題に。

 岡山市議会議員の先生方に、自民党市議団を作って頂きたいのですが、まずは、党に属することが誇りと思って頂けるようになるためにも、中央自民党の内輪での争いは、もうほどほどにお願いしたいです。

 逆境に立ったときにこそ、人間性が出るものです。大義のために、敢えて、火中の栗を拾いに行くような人間が今必要です。


 3月といえば、年度末!明日が、一般質問で登壇ですが、様々な会計処理をしないといけないので、領収書と電卓と睨めっこが始まりました。いわば個人商店の厳しいところで、なんやかんやと、やることが実に多いです。

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