2009年1月3日(土)【四十路自転車道】

 今朝は、思い切って、いわゆる吉備路自転車道と言われる一般県道岡山総社自転車道を通り、造山古墳近くまで、自転車を走らせました。約2時間。寒い中でしたが、良い運動になりました。


 実は、この吉備路自転車道の起点は、旧いずみ町交番なのですが、ここにある看板からして、津島遺跡を津高遺跡と誤記。国道53号でいきなり、吉備路自転車道を見失います。

 そもそも、私は、起点をJR岡山駅西口にすべきだと思いますが、JR岡山駅西口の観光案内看板では、自転車道は見つけられず、ここから先の自転車レーンは、清心町交差点までは、国体道路の西側を、交差点を鍵の字に渡って、今度は、東側を岡山大学正門通りまで進みます。
 基本的に、国道は、県道の吉備路自転車道を全く無視。

 京山中学校や商大付近の吉備路自転車道は、岡山一宮高校までの通学路でしたが、母校の前の笹ヶ瀬川の土手あたりからは、はっきり、自転車道が意識されています。懐かしい道。

 ちなみに、高校時代の朝の自転車通学は、禁止されていた奉還町商店街内を爆走し、万成の峠を越えて、20分程度で高校の到着していたと思います。
 さらに、当時、私は、自転車の手放し運転が極めて得意で、自宅まで、ハンドルを持ったのが僅か2回で、辿り着いた事があります。
(↑これは、なにかの自慢話?)

 吉備路自転車道は、基本的に蛇行しまくっているのですが、吉備津彦神社を越えると、案内表示が分かり難くなり、道を外れやすくなります。
 案内看板や休憩所(特にトイレ)等の表示は、かなり工夫が必要だと思います。ただ、国分寺から先の総社までは、まだ行ったことがありません。


 ともあれ、尻の痛いサイクリングのあと、新年会で、結局、しこたま飲んでしまい、飲酒運転になるということで、軽トラに自転車を載せて頂き、自宅に護送されたため(自転車で、ここまで来る奴も珍しいと喜ばれる反面、これはこれで、非常に御迷惑を掛けてしまいました。)、180号の自転車レーンをチェックしながら往復とは相成りませんでしたが、整備がきちんとできれば、総社まで、丸一日、十分に楽しめる素材がある自転車道であることを確信しました。

 もっとも、問題は体力があればの話ですが。例えば、LRTに、自転車が載せられたら、帰りは、楽だなとも思えます。


 それにしても、四十路自転車道は、思春期の十代の頃と課題が全く違って面白いです。来年は、家族で、吉備路自転車道を使い、初詣巡り?をしたいものです。


 さきほどまで、再び新年会。結局、忘年会に続いて飲んでしまっています。最近、リバウンドの恐れがあり、そろそろ食を抑えたいのですが・・・。

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 昨夜は、中学校の同窓会があり、40人ばかり集まりました。昨年の春の20人が倍に、来春には、さらに倍にしようということで、勢いがあります。
 結局、四十路過ぎると、子育てから、解放されていく「女子」から元気なんだなというのが、非常によく分かります。仕事をしている「女子」も、元気です。
 一方、どうしても、「男子」の仕事の話は、やや愚痴っぽくなっちゃうのね。


 思春期の悩みにどっぷりと浸かるには、家業の廃業は重すぎましたが、あの中2の頃が、私の人生で、もう一度戻れるなら、最も帰りたい黄金期だと思っていました。ところが、同窓会を重ねると、そうした良くも悪くも、呪縛から、少しずつ開放されて行くのが分かります。

 あんなに覚えていたことを、良いことも悪いことも、びっくりするほど忘れていきます。あるいは忘れていくため、時間をかみ合わせる儀式のようでもあり、それはそれで非常に良いことだと思います。

 どこかで、同じ時間を生きてきた、同じ時間を生きていく、これからまた、良い付き合いが出来る昔の友達、新しくて古い友人です。本当にありがたいことです。


 ところで、何が一番変わったかというと、私自身の気持ちです。

 「中学時代」は、もうこれからは、私の過去ではなく、息子の未来として、より重要であるという思い。懐かしむ過去ではなく、再び作っていく未来です。
 何より、おそらく、私の人生がいつ終わろうとも、間違いなく、今この時期が、最も懐かしく帰りたい時になるのだろうなぁという「思い」です。それは、「薔薇の蕾」というほどにセンチではなく、極めて逆境ではありますが、愛する妻子がいて、いわば野望もあり、体力もあり、良くも悪くも、充実はしているということです。幸せは、結果でなく、過程です。

 なんにせよ、四十路は良いものです。

 だから、やはり、馬場俊英。『君はレースの途中のランナー』
 http://jp.youtube.com/watch?v=Y0ZtYJsyz6c

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