2008年12月31日(水) | ||
【1年間の御愛顧を賜り誠にありがとうございました】 | ||
1年間の御愛顧を賜り誠にありがとうございました。
今日が明日になって、全ての問題が解決して、あと12時間で世の中が劇的に変わるわけではありませんが、ひとつの節目であります。 今年は、2785号からスタートして、今日が3137号ですので、途中3000号を粛々と通過して、350号以上を重ねることが出来ました。基本的に、ひとりよがりのような発信に、お付き合いを頂きまして本当にありがとうございました。 今年は、ともかく、3月10日に、行財政改革・道州制等特別委員会で、「岡山市の政令指定都市の指定に関する意見書」を委員長として発議し、2月定例会に追加提案で賛成多数で可決されたのが、一番大きな仕事でした。 昨年から、市当局と影働きで調整しながら、県議会内をまとめて行ったことは、私の中で、ひとつ時代の卒業課題でした。 しかし、5月15日、総務委員長に就任して、5月末に、委員長として内々に、財政危機状況を知り、6月2日、岡山県財政危機宣言が出され、岡山県は、一挙にガタガタに。 その後、岡山県の全ての重要課題が、総務委員会に。 そこからは、6月20日に、自爆的な期末手当返上宣言で、知事の退職金全額返上を迫り、6月27日には、消防防災ヘリコプターに関して、急転購入可決を決めた自民党のいわば党議拘束に反して、継続を決めた総務委員会の委員長として、議場を退席。 全てが、スクランブルの状態になりました。 一方で、倉敷チボリ公園の議論をしながら、財政構造改革を巡る攻防、自民党の総裁選挙を経て、さらに、秋の知事選挙。 この間、自民党の状況は、中央でも県レベルでも、日増しに悪化していきました。 そして、11月末には、ファジアーノ岡山のJリーグ昇格の嬉しいニュースの一方で、消防防災ヘリコプターの納期遅延の発表。 なによりも、リーマンブラザースの破綻から世界恐慌とも言える状況になり、特に、11月に入ってから、中小企業からの悲鳴が方々で聞こえてきました。年末に向けて、事態は、さらに悪化。 全ての課題を抱えたまま、明日から新年です。全く何も解決していません。経済雇用対策、倉敷チボリ公園跡地問題、消防防災ヘリコプター納期遅延問題は、むしろ問題が益々難しくなります。 これに、政令指定都市の区割りに伴う議員の貼り付け、さらに、議員定数削減の議論が加わって、いつあるか分からない解散総選挙を意識しつつ、動いていくことになります。 ただ、政治関係者の私心で、どうこういう問題ではありません。一議員や一政党が、選挙で勝とうが負けようが、県民や国民が不幸なら、政治に、なんの意味もありません。 子ども達の未来、高齢者の安心が守られなければ、政治の意味はありません。 敢えて「希望」という言葉は書きません。守るべきもののために、「戦」う以外無いのです。間違いなく、今年以上に難しい年になるでしょうが、怯んでいても始まりません。 さらなる戦いの年に、気合いを入れて頑張って参ります。 どうか、明日からも、引き続きの御指導・御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 政治は、もともと政=祭りごと。「まつり」には、元気が要ります。 http://jp.youtube.com/watch?v=Ek0HHKdYDWs | ||
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