2008年12月24日(水)
【『ボーイズ・オン・ザ・ラン』】

 「法華でも、めでたいですか?X’mas」ということですが、まずは、楽しいので良いのであります。本日は、この不景気な年末の慌ただしい時に、県政とは、これがもう全く関係がないのですが、えんえんと馬場俊英について。http://www.babatoshihide.com/

 8月20日の岡山市民会館に続いて、昨夜、わざわざ大阪城ホールまでコンサートに出掛けました。私の人生初の遠征に、大感動。3時間半でしたが、おっさん一人で、乗っておりました。


 馬場俊英:1996年28歳でメジャーデビュー。32歳の時に一度は契約解除となるが、地道なインディーズ活動からファンの輪を広げ、2004年には、名曲『ボーイズ・オン・ザ・ラン』をコブクロがカバー、05年に、メジャー再デビュー。昨年の紅白歌合戦に、『スタートライン〜新しい風』で初出場。ロードムービーのように情景を描き、青春映画のように心情を紡ぐシンガーソングライター。

 昨夜の大阪城ホールは、ツアー・ファイナルで、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の歌詞の中に、「ピース!ピース!ピース!ピース!ピース!」があるのですが、それを1万人で行うという夢でした。
 ファジアーノのジャンボフラッグも、ちびりそうでしたが、これがまた感動的でした。大阪では、今朝、TVで紹介もあったようです。

 私は、アリーナ席でしたが、ステージのほぼ真横で、アンコールで登場したサプライズゲストのコブクロも含めて非常によく観えました。


 会場が広すぎるとセンターステージを設け、裏方さん一人一人まで紹介し、やっぱり、アンケートを採って、客席とコミュニケーションをとって、ステージがどんなに大きくなろうとも、飾らず、気負わず、自然体で、人柄の良さが滲み出る・・・・・貴方が、1万人も全国から集めるぐらいに凄くなったのに、やってることがいつもと同じで、全然変わらんがな、そのまんまじゃがな、と突っ込みたくなるような・・・うーん、やはり苦労人です。
 だから、嘘のない言葉が、すんなり腑に落ちます。

 老若何女入り交じった観客も、非常にマナーが良く、乗るところはしっかり乗り、聞き所は黙って聞き、無駄に手拍子もせず、立ったり座ったりが自然に出来る、なんか俺たちも、大阪城ホールまで来ちゃったよ、おいおい、という感じです。だいたい私からして、馬場俊英でなければ、大阪城ホールにまで絶対に行きません。当然初めてです。

 メガヒットというのはないのですが、ひよっとして、ドームまで行っちゃうかもなぁ。それでも、やっぱり、いつでも、小さな小さなホールに戻れるんだろうな。それはそれで良いような気もします。

 一般には、馬場俊英って誰なら?と言われながら、ドームで数万人がピース!をするということが起きたら、これは物凄いことです。そして、その人なら、ほら、あそこの小さなライブハウスで今日は歌ってるよ、ということがあったら、なんと素敵でしょう。


 上手く表現できませんが、こういう感性というものが本当に素晴らしいと思いますし、是非見習いたいものです。

 何よりも、馬場俊英の歌やその姿が、深い深い根っこの部分で、どれだけ多くの人々の人生の応援歌になっているか分かりません。大袈裟でなく、諦めかけていた人生を、命を救われている人も、間違いなくいると思います。

 馬場俊英の歌に、びびっと来ない人生も幸せでしょうが、びびっと来るのも、人生悪くありません。


 ということで、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』。
 ネクストバッターズサークルで、前の打者がファールフライを打ち上げてゲームセットになったあの試合、もしも、あの時、打つチャンスがあったなら・・・いつだって、俺は次のチャンスを本気で狙っている・・
  http://jp.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M


 来年は、6月頃に、馬場俊英のコンサートが近県であります。そこまで自分自身を頑張って、ピース!をしに行こう、という事に共感される方がおられましたら、御一報下さい。一緒に行こうじゃありませんか!

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