2008年9月21日(日) 【結婚式に思ふ】 | ||
旭川清掃に行ったり、体育祭の開会式に行ったりしたつもりが、来週と間違えており、誰もおられず、しかも、外での行事には雨も降ったりしましたが、本日はお日柄も良く、久方ぶりに結婚式の披露宴に出席させて頂きました。
華燭の宴というのも、年々実にお洒落になっていくものです。 結婚式は無条件におめでたく、最近、そうそうおもしろいことも多くないので、本当にありがたい幸せの時間に浸ることができました。今月は、重ねて披露宴に出席させて頂くのも珍しいです。 もっとも、披露宴で、来賓挨拶はあるものの、余興の歌は、今日が初めてで、『あの鐘を鳴らすのはあなた』結婚式バージョン。これは、昼間からとても、しらふではできず、ありがたい経験をさせて頂きました。 新郎新婦よりも、御尊父をよく存じ上げており、特に、親の立場から見させて頂くにつけ、自然と感動の涙が出ました。これも年をとった証拠かなと思います。 喜び以上の淋しさから「わしは結婚式には出ない!」などと言っておられましたが、幸せを祈る気持ちが溢れていて、素晴らしい感動的な披露宴でした。 私の方は、今、小学校2年生の息子ですから、結婚まで、あと20年はかかるかなと思うと、そこまで育て上げる、たいへんさに目眩がします。改めて、本当に親に感謝しないといけないなと心から思います。 なにしろ今は、電車に夢中で、太平楽にプラレールを狭い部屋に大展開する息子が、様々な困難にぶつかったり、それを乗り越えたり、ましてや恋愛をするなどとは、ちょっと想像もつかないのですが、正直なところ、あと20年・・・私の方が想像がつきません。 こうしてみると、どうあれ計算が立つ公務員って本当に良いなぁ。 今時のことですから、男も女もないのでしょうが、それでも、男との子には、「他人様に迷惑をかけないように、少しは社会の役に立つように、まぁ好きに生きてくれ、わしは知らん。」と言えるのですが、女の子だったら、私の性格からして、もう心配で心配でならないと思います。多分、もう少し、私も親の自覚を持ったでしょう。 こうした親の仕事も、いつかプレッシャーになることは息子の宿命としてあると思いますが、それも自分で越えなくてはいけないことで、ともかく、あくまで、「わしは、知らん。お前の人生じゃ。」そう開き直ります。 男同士ですから、男は、自分で人生を切り開く以外無いという信念のもと、「期待はしない、しかし、期待もするな。」です。 私自身、男三人兄弟の真ん中ですから、いわゆるデリカシーがなく、女の子というのが分かっていないわけですが、息子が娘?を連れてきたら、どう振る舞えば良いのだろう? 早くも想像を膨らませます。 などと極めて勝手なことを書いていますが、妻からすれば、どう考えても、我が家には、子どもが2人いて、四十路を越えた「長男」に、一番手を焼いているという実態があります。どう考えても、夫と言うより、子どもじゃないか?しかも、やりたい放題・・・。 息子はいつか自立しますが、わしは、自立せんぞ〜。 やだろうなぁ・・・。微妙に妻が気の毒になってきました。 | ||
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