2008年8月25日(月) 【秋の気配】

 北京五輪が閉会しました。金メダルは、中国が51で、日本が9。国威発揚型のオリンピックであったという評価がある一方で、しかし、最後は、個人の能力であり、選手達を素直に讃えるべきだと思います。
 これから東京オリンピックが開催されて、我が国が、あそこまでやり切れるかどうかを思うとなおさらの部分もあります。

 一方で、頑張れとか、あれこれ評価をする以前に、オリンピックのために何をしてきたか?と我と我が身を振り返ると、反省することしきりです。選手の汗や涙に申し訳ないなとすら思います。

 もちろん、ひとたび国旗日の丸を背負ったからには、日本の代表として頑張っては頂きたいですが、基本的な体格の部分で、勝負には不利な面もある中で、人生全てを賭けて戦っている者に、戦わない者が何を言えるんだろう?
 そもそも、日本は中国の人口の10分の1。卑屈になることはありません。

 ちなみに、天満屋陸上競技部の選手達は、毎朝5時には動き出しています。きっちりした企業が支えて、バックアップ体制がしっかりしてるいるからこそ、毎回、オリンピック出場選手が排出できるほど選手も頑張れるのだと思います。
 我々がもっともっとを期待するなら、我々がもっとももっと頑張らないといけないのだと思います。


 時として、ある日突然誰かがやってきて、魔法のように何事かをなしてくれるような期待以上の妄想を描くことが人間にはあります。
 しかし、実際には地味なことの積み重ね以外に何もありません。多分、現実があっという間にひっくり返るような事は起きません。

 私は、何度も神様に祈ってきましたが、己の努力や才能を凌駕するような幸運に恵まれたり、逆に、ご破産に願いましては、というほど酷いことも起きません。たいがいにして、受け入れられる理由があります。
 そもそも、全てにおいて羨ましい人間というのを見た事はありません。人生は、よくできてるなぁ、と感心はしても。

 特殊な才能があっても、我も人なり、彼も人なり、その人の経験以上のものを彼は語れない、彼は行えない、要するに、考えてきたこと以上のことは、まず起きないのです。
 起きるとすれば、宝くじ。あるいは、博打の世界です。
 できないということは、本当は考えていないか、できないことを考えているかです。


 今朝は、消防の夏季教養訓練およびソフトボール大会。我が団は、18対8で、初戦敗退。各団との親睦の要素もあり、実に楽しかったです。
 朝方は、秋の空、涼しかったのですが、だんだんと暑くなってきました。

 また、岡山市ジュニアオーケストラは第44回定期演奏会。岡山市肝煎りの楽団であり、保護者はもちろん、市民のバックアップもあり、高い水準を誇っています。
 ある意味、文化芸術活動には、コストがかかります。しかし、これらを無駄なものとしては、結局、時代が残らない、残らないどころか、次代に繋げない、特に、青少年に関しては、惜しんではいけない部分だと思います。


 夏祭りは、今日が最後。夏が終わりました。

 夜には、一番近い、建部の温泉(国際交流ヴィラ)に家族で行き、53号が丸見えの露天風呂は、そもそもお湯が温めのもありますが、風が冷たいくらい。
 ひと皿94円という黄色い皿を中心に、回転寿司を食べましたが、サンマがそれらしくあります。


 明日から、議会は大きく動きます。少なくとも、4日間は、何が起きるか分かりません。

 明朝は、街頭演説からスタートですが、この街頭演説に関してですが、スタイルを検討して流動を増やそうと考えています。
 今回の知事選挙の結果がどうあれ、現状では、分断の可能性すらある自民党のダメージが一番大きく、それは、衆議院選挙にも直結します。

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