2008年6月8日(日) 【潰れるということ】

 我が家が、他人様に迷惑をかけられないからと倒産する前に、陶器屋を自主廃業をしたのは、私が中学2年生の時です。

 親の苦労はさっぱり分かっていませんでしたが、それでも、何日もカップルードルが続き、私も、電車が使えるので禁止されていた自転車通学を経費削減のため無断で行い、しばしば怒られても辞めなかった(本当は友達と一緒に帰りたかっただけ)思い出があります。
 「家が潰れた奴に時計なんか貸せるか!」という親友の冗談の言葉に、絶交したこともあります。ぽっかり穴が空きました。
 いっぱいあったけれど、私は嫌なことは忘れるので・・・でも、きっと当時は辛かったのでしょう。

 もしも、安易に、あるいは、政治的意図を持って、会社に例えるなら倒産騒ぎを演出するのならば、あるいは、今後真摯ある緊急対応をされないのなら、商売人、ひいては県民への冒涜として、私は、決して知事を許しません。
 危機感を煽ったのではなく、きっと覚悟はあるのでしょう。

 広島に辿り着いて、電話ボックスの中で、放心するような状態や、梅雨の朝の新聞配達で、バイクで転んで、ビショビショになった新聞を泣きながら拾うということを覚悟するのが、覚悟だと思います。

 もちろん、それを回避するために、あらゆる努力を惜しむなということです。

 私自身も、中2の自分が恥じるような、そんな振る舞いをしたくありません。


 本日は朝一で、スポ少の招待試合。
 吉備の中山を守る会を総会前に覗かさせて頂き、岡山腎臓病協議会総会http://www.okazin.com/。
 透析患者の父が亡くなって、もう4年が過ぎました。多く来賓がいましたが、ろくに話もできなかった亡父が席を埋め尽くしてているようで、こんな話じゃ、さすがに親父も納得しないんじゃないか?と思いました。冷静でいられない・・・。

 その後、自衛隊三軒屋駐屯地協力会総会、路面電車の日イベントなど・・・・・。なにか、高揚してしまっている自分を感じます。


 明日から、6月定例会開会ですが、まずは、朝一で街頭演説から。ここは、議員生活のターニングポイントになります。

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