2008年5月31日(土) 【余波広がる】

 本日は、日中は、津山往復。LCの新役員の研修会でした。幹事自体は、楽しみではあるのですが、議員としては、悠長な状態は何一つありません。

 これから、益々、ニコニコとは、街を歩き難くなります。多分、夜の会合等では、針のむしろでしょうが、結果がこうなのですから、言い訳もできません。謝っても、すみません。
 あらゆるご批判を正面から真っ直ぐに頂く以外にありません。


 後先になりますが、水曜日には、午後から、自民党の全国青年部長・局長合同会議に、一便で上京して、そのまま衆議院議員会館に行き、逢沢県連会長に、翌日発表される予定の今回の財政破綻と創造セミナーの報告。

 今回の件は、半端でなくまずい緊急事態でしたので、知り得たところで、直ちに報告をさせて頂きました。

 セミナーは、ふた月に2回程度は開催していくご支持を頂きましたが、財政再生団体転落の可能性については、党を越えて、深刻な事態で、地元選出の国会議員の先生方にも激震が走っているはずです。

 この問題は、既に多くの方が知られるところとなり、口々に、岡山県はとんでもないことになったな、とおっしゃって頂けます。来週月曜日の午後の動きで、深刻さは、さらに伝わることになると思いますが、直ちに、総務委員会の臨時招集をしています。


 党本部での意見交換会では、政務調査副会長に、今回の後期高齢者医療制度について、制度もさることながら、名称も含めて、実施してみたらこうでしたというのは、国会議員の先生方が役人の言うことを鵜呑みにして、チェックされなかった構造上の問題があるのではないか?と、かなり辛辣に申し上げました。
 これは、まともに、我が岡山県議会に返ってくる言葉です。

 事業の削減のしすぎについては、批判は多くありましたが、それでも、この状態になったのは、議会が緩かったのだと言われても、違いますとは、よう良いません。

 合議制の議会で、私は関係ありませんと言えるのは、共産党ぐらいでしょう。予算を否決していますから、良いことも関係ないですが、批判する資格はあります。

 黒船来航のような外圧で、大きく変わることもありますが、まずは、できることを今、直ちに変えていくべきです。
 ともかく、できることをやるしかありません。



 おそらく、この土・日で、知事選挙や議員定数削減を含めた議会改革について、多くの議員は、「覚る」ことになります。
 知事の批判をした分は、全て我と我が身に降りかかります。批判も、擁護も、財政削減には繋がりません。こういうときは、自分が、具体的に何をするかです。


 ただ最も気になるのは、岡山市の政令指定都市化。支店や2号店というよりも、全く別の店に暖簾わけしようにも、手前の会社が潰れそうで、大丈夫なの?????

 政令による超限定解除を総務省がどう見るかですが、そんなの関係ねぇ!と、元気よく言い切れる状況でないのは確かです。

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