2008年5月30日(金) 【『斜陽』】 | ||
今朝の新聞各紙は、「財政再生団体」の文字が躍っています。
「貧すれば鈍する」、あるいは、「金持ち喧嘩せず」とは申しますが、「金がないのは首がないのと同じ」ということで、これからは、首を賭けて、やるしかないし、今までだってそうだったのです。 倉敷チボリ公園について、実現性がどうのと知事自らが批判される前に、完全民営化を言われる伊原木会長は、堂々と矢面に立って、体を張っておられるわけで、かくなる上は、全て生き死にの民の気魄に恥じないように、知事はもちろん、議会、職員、全員白装束を来て、戦い抜く覚悟が必要です。 議会の護送船団の時代は終わり、殺伐として、殺気立つ方が、県民には良いことです。・・まだ、これからです。良いことにならんだろうなぁ・・・。 もしも、私が今期で引退を考えられる議員なら、あるいは、他に帰る場所でもあれば、逃げることを考えるかもしれませんが、生憎、戦い盛りです。 どうあれ、誰も経験していないのですから、経験が役に立つわけでもありません。 本日は、子ども応援特別委員会。 携帯電話の問題ですが、インターネットとメール機能が問題で、この物騒な世の中に、電話機能とGPS機能がある機種であれば、子どもが持つこと自体を禁止にはできないように思います。一括りで論じるのはいかがなものかと申し上げました。 また、発達障害について、過度な強調が、社会防衛論的な観点からの新たな差別を生むことがないよう、しかし、時系列的に専門知識を持つ者が配置された行政の連絡があり、行政の窓口が必要であると申し上げました。 さらに、三世代同居の強制は無理ではあるが、例えば、地域コミュニティ再生は、疑似三世代同居であるという視点からの施策が必要だと申し上げました。 午後からは、自民党内の第1回中山間地域振興政策研究会。20人以上の議員の参加で、本日は、施策の概要説明を伺いました。 その後、14の道路整備や河川改修に関する既成会の合同総会。道路特定財源の影響もありましたが、地方分権、岡山市の政令指定都市化の中で、県や国に要望する会の存在意義自体が問われているかも知れません。 関係者の欠席が目立ちました。 特に、来年、岡山市が政令指定都市になる予定なので、吉備新線、岡山水島線、西大寺山陽線、御津・佐伯線の4つの期成会は、ここで解散・・・。 予算獲得については、政令市と国の直の関係ということですが、20年度の活動もあるでしょうし、ここで解散というのも、寂しい・・。 ともあれ、こういうことは、今後多々あるのでしょう。 岡山市選出の県議会議員は、特に、斜陽ですが、朝日が昇るには、一回、深夜にならないとしょうがありません。 いつか、『夜明け前』というタイトルで、「こころ」が書ける日が来ますように・・・。 | ||
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