2008年5月29日(木)【岡山県、財政再生団体へ?】

本当に残念なお知らせです。これは、4月馬鹿ではありません。

 岡山県に起きていることを単純に言えば、要はこういうことです。
 「来年までに、現金を200億円、用意しろ、さもなくば、岡山県は、第2の夕張市だ。これは、最後通牒だ。」

 おそらく、小難しい表や言葉が使われても、意味が分からなくなるだけです。敢えて言えば、岡山県財政は、このままでは、早晩、完全に破綻します。


 本日の総務委員会で発表がありましたが、事の重大さを職員も議員も、本当に分かっていないのではないか?とすら感じました。・・だから、こうなったんだ、と言うよりも・・・認めたくないのかも。

 おそらく、県民の皆様も、俄には理解しがたい内容でしょう。しかし、これからの1週間で、事態は、およそ飲み込まれると思います。岡山県は、大阪府よりも、ある意味、ひどいことになっている、と。


 借金をせず、交付税で差っ引かれる増収ではなく、200億円の現金を@県民サービスに影響をなるべく与えず、しかし、Aあらゆる選択肢を排除しないで、作り出す方法=歳出削減が本当にあるのか?

 考えられるのは、あらゆる補助金を含めて、400億円ある単県の事業費を一切の聖域なく、半分にぶった切ること、そして、人件費の削減に、踏み込むしかありません。
 議会とて例外ではなく、例えば、1%の2億円の削除を分担すべきでしょう。
 乾いた雑巾を絞って水が出ないのなら、雑巾を切り裂くしかありません。


 特に、賞与の時期になりますが、どこの世界に、この業績の会社の社員にボーナスを払うでしょうか?経営者や取締役の責任は?おそらく、福利厚生どころではないでしょう。

 議員も職員も数が多すぎる!本庁の耐震構造化!?そんな県庁なんか、ぶっ潰れてしまえば良いじゃないか!政務調査費?費用弁償?そんなもん、返上しろ!

 県民の皆様の批判は、普通の会社なら、解雇だろうと、行政職員、議員に、集中するでしょう。



 補助金をさらにカットされたところから、悲鳴が聞こえてきそうです。業界、団体によっては、さらに深刻なダメージが及びます。あるいは、入札しようが、実施設計をしていようが、事業のストップが、続出するかも知れません。

 岡山県は、冬の時代に入ります。再び来る春を信じて。


 それにしても、昨日今日始まったことではないのに、なぜこの時期の発表なのか?事実上は、4次にわたる行財政改革は、いったいなんだったのか?国のシステムが悪いだけなのか?我々議会は、何をやって来たのだろうか?何をすべきだったのだろうか?

 どの部分にどう無駄があったのか?どうしなかったから、こうなったのか?努力の方向そのものが、間違っていたのだろうか?

 誰もが、混乱の中にあります。

 まずは、総務委員会の県外調査を中止したいと提案申し上げましたが、たちまちの賛意は頂けませんでした。・・・これから、始まります。

 この冬を越えれば、越えられれば、必ず春が来る・・そう信じて、やれる全てをやるしかありません。

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