2007年10月27日(土)【125年目のキャンパス】

 台風20号の影響か、昨日は、長浜ドームでバケツをひっくり返したような雨に遭い、本日は、毎度お馴染みのさかえ通りの洋包丁で、スタミナ焼きランチを食べた後、早稲田通りをずぶぬれで歩きました。おまけに、帰りの飛行機も遅れました。

 とは言うものの、昨日は、10周年記念の『びわ湖環境ビジネスメッセ』は、長浜ドームの中、聴講した記念のフォーラムの『ストップ地球温暖化!〜琵琶湖と全ての生き物たちと共に〜』は、近接する長浜バイオ大学の講義室で、ほぼ5時間、本日は、新設なった早稲田大学27号館で、125周年記念シンポジウム『地域自立とマニフェスト』を拝聴して、4時間以上を過ごしたため、雨は気になりませんでした。

 両方とも、内容が豊富で、非常に有意義で、報告をまとめるのがたいへんです。特に、マニフェストの権化のような闘う知事や議長の話は、実に刺激でした。



 なお、現在、「こころ3000号」に向けて、過去のこころの整理を再開。特に、こうした県外調査の報告も、公開しようと考えており、例えば、この6月の政令指定都市の調査報告書など、御覧になりたい方は、ご一報下さい。ただ、提出した参考資料の写しの添付はできませんので、ご理解下さい。


 早稲田大学の建学の祖である大隈重信侯は、125才寿命説を採っていますが、大隈講堂が125尺であるように、125は、大切な数字。そして、今年は、125周年で、まさに、「第二の建学」ということで、私が、ちょくちょく行きたがるのは、そういうわけです。

 そして、まさにマニフェストのカリスマとも言える北川正恭元三重県知事は、現在大学院公共経営研究科教授で、ローカルマニフェストがらみの中心は、早稲田大学マニフェスト研究所。

 「青年よ地方に帰れ」という大隈侯の言葉や在野精神は、「地方から日本を変える」ローカルマニフェストに結実するのかな、と思います。こういう形で、少しでも母校と繋がるのが、本当に嬉しいです。


 ちなみに、大学院公共経営研究科は、研究職大学院に対して、専門職大学院という位置づけで、かじってなんぼ、もとい、実践に活きてなんぼ、という試みです。公共経営という概念が、日本では新しいようですが、NPOなどもこれに入り、私の関心が最も深いところです。

 このあたり、長浜バイオ大学もそうですが、研究が実社会でいかに活きるかに力点があり、大学の考え方も、ずいぶん変わってきたなあ、と思います。

 今キャンパスにいたら、もっと講義に出たろうと思いますが、通えるものなら、大学院公共経営研究科に行きたいものだなぁ・・・。もっとも、フィールドワークが基本の野生児なので、およそ学問には向いていないようにも思いますし、寄らば大樹が苦手で、本質的に在野が好きな習性だから、大勢になると、遠くで見てるかもなぁ・・。


 ちょっと化粧直しをして綺麗になった大隈講堂に、ほんじゃまたと、挨拶をして帰りました。それにしても、彷徨していたので数少ない当時の友人と全然会っていませんが、政治経済学部政治学科卒でも、地方議員になったのは、あまりいないかもしれません。

 少なくとも、バブル絶頂期の引く手あまたのあの頃、20年前、単に私は、波に乗れなかっただけなのだと思います。私はある意味で、125年目のキャンパスに、「ブレッド&バター」ではないですが、『あの頃のまま』止まっているのかもしれません。

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秋篠宮同妃両殿下が、『第19回 全国生涯学習フェスティバル』
へのご臨席をされますので、皆様で、奉迎致しましょう。
(諸般の事情で一部のみお知らせさせて頂きます。)

11月2日(金)
午後1時45分 表町商店街シンフォニービル付近集合
午後5時頃          同上

※奉迎位置などは現場の警察官の指示に従って
  整然と奉迎させていただきましょう

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