2007年3月9日(金) 【春は別れの季節なり】

 今日も朝礼にお邪魔させて頂いた後に、最後の幼稚園の役員会。幼稚園のPTA活動のきつさをここまで頑張ってきた役員の皆様への会長としての労いの言葉は、「自分で自分を誉めてください。」。他に適切な言葉が思いつきませんでしたが、皆、本当にたいへんだったと思います。私も自分を誉めたいです。

 幼稚園のPTAの活動は、一人でゴールを目指す短距離走者ではなく、たすきを渡され、次に委ねる区間を任された駅伝の走者だということに、終盤になって気がつきました。

 多分他の父親よりも、土日や休日を一緒に過ごすことはできませんが、幼稚園で駆け回る我が子の日常の姿をこれほど見ることができたのは役得です。妻の弁当づくりも、あと数日。ぴっかぴかの1年生誕生の前に、我が家にとっては、大きな試練があります。

 今度の私の登園は、幼稚園の卒業式です。



 一般質問最終日。公私ともにお世話になり大好きなS先生が、トリ。議場で語られたように、悪性の脳腫瘍と戦い、2期で引退されます。どこか根っこの感性の部分で響くものがあり、S先生がおられることが、議会の中での私の救いでありました。
 なにかもうぽっかり穴が空いた気がして寂しくて仕方ありませんが、S先生の分まで頑張らなくては。事務所には、S先生の必勝為書を掲げています。

 今期で、7人の議員が引退されますが、他に2人は亡くなられ、9人が議場を去ります。うち2人は、無念のご病気で、他が理由が分からない自己都合は1人だけです。さらに、この春の戦いで、我が党の現職32名が全員揃って無事帰還できることはありません。

 あの議場の演壇が、これほど遠く、尊く、愛しいものとは・・・。
 心から帰りたいです。

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