2007年2月2日(金) 【犯罪防止住宅】

 本日は、午後までかかって産業労働警察委員会の委員長レクおよび委員会。
 警察の報告事項が多く、街頭犯罪等抑止対策(青色回転防犯灯に補助)や、いじめ相談に伴う教育委員会等への通報制度の創設、児童虐待対策(児童相談所への支援として、さらなる警察の協力を求める意見多し)、交通事故発生状況、旧西署を改装した伊福町庁舎(刑事部機動捜査課、留置管理課など100名体制)の報告などなど。

 特に、平成18年9月29日に公布・施行された「岡山県犯罪のない安全・安心まちづくり条例」に基づいて作られる「犯罪の防止に配慮した道路、公園、住宅等の構造、設備等に関する指針」の案が、今日から、パブリックコメントに付されますが、これは、罰則等の法的拘束力はありませんが、ビジネス的な観点からすると、かなりおもしろいものです。
 とりわけ住宅の構造、設備等に関する指針は、本気でこの指針に沿う住宅を建てれば、安全が保たれるのはもちろん、間違いなく、経済波及効果がありそうです。インターホンに至るまで、細々とした県指針に沿った「犯罪防止住宅」のモデルハウスがあると、可視的になるほどなぁ、と思えるのですが。これは、うまく使えないかな?


 なにか、選挙のない議員には控え室で余裕が感じられますが、皆受験生のようなムード。ただ、委員会に来たからには、しっかり議論・発言しようというのは、議員のプライド。

 多くの議員は、泣きの涙で引退を迫られる一方で、仮に、支援して下さった方々の期待を裏切って不出馬を決める場合があったとしたら、それはなおのこと、最後の最後まで職務は全うしないと、県民の皆様や我々議員への冒涜でもあります。

 多分、議員は、辞め方が難しいです。人間、生まれ方はひとつですが、死に方は、まちまち・・・。

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