2006年8月22日(火) 【進路相談の夏】 | ||
麻生総理総裁候補が、会社の経営をしたことのない人間の言葉は信じないといったような趣旨の事を言われますが、なるほどなと思います。組織の長にならないと分からないことも多いし、なにより金銭が絡む経営というのは、実践経験に基づくものだと思います。
この点、私も十分ではありません。 保険一つとっても、いかに会社に守られているかは、独立すると、よく分かるでしょうし、逆に、雇用するということの責任の大きさや辛さも、会社や個人商店を経営しないと分からないかもしれません。 もちろん、政治が経営者だけを向いていれば良いというものではありませんが。 この夏も、多くの就職相談があり、人生に係わる話ですから、それなりに時間を割いてきましたが、これは雇う側からすると辛いなぁ、というケースが少なくないし、転職でも、将来において、幹部になったり、独立して、経営の側にまわろうという発想はないのかなぁ?と、不思議に思うこともあります。 少なくとも、公職に就こうとするなら、根本的な発想に、己の生活の安定が、公に奉じることより先に来ると、きついです。 どうしても、人生観の話になります。「思い」がかみ合わない話もあり、あまり相談相手に私は向いていないのかも・・・。 一方で、なんでお前の就職活動を手伝わにゃぁいけんのなら?と言われる我々の選挙が近づいてきます。 | ||
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