2006年7月13日(木) 【子育て羅針盤】

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 山陽新聞グループ本社ビル落成おめでとうございます。

 本日は、午前中、市幼P連の会合。園長会との懇談会。
 PTAの活動内容について、市の会長が、たまたま議員だからといって、言及する立場にはありませんが、逆に、議員だからこそ、PTA活動の中で、本当に幾つかやりたいことも出てきました。子ども達のために。
 6200人の代表として、次年度に繋げたい事があります。
 岡山市単位というのは、新鮮かつ強いやりがいを感じます。

 我が子も、乳歯が、ぐらつき始めました。もうすぐ永久歯!!!
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      ↓ 詳しくは

 就学前の子ども達が通うには、公立・私立幼稚園、公立・私立・無認可保育園という5パターンがありますが、国公立幼稚園の課題、保護者や先生方の声を通じて、保育園や認定子ども園の課題も見えてきます。かえって気になって仕方ありません。また、これは、就学後の学童保育の問題にも直結します。

 同時に、ライフスタイルや価値の多様化の中で、それぞれの生き方、親子関係も一様でない中で、行政も、学校も、地域も、会社も、いかに対応していくかという当世の課題に、直面もします。

 どうあれ、子ども達は、就学後は、一緒になるのですから、小・中までトータルで子ども達を考える視点も、PTA連絡協議会を通じて、持つことができます。いずれ必ず行く道です。

 特に、先生方の思いの熱さに圧倒されることもあります。園長先生とこんなに話ができる保護者はいないかも・・・。

 間違いなく言えることは、子ども達にとって良いことが良いことであるということであり、そのための努力をPTAは、決して惜しんでいませんし、「上」の役職になればなるほど、益々「思い」が熱くなるのには、感動を覚えます。

 逆に、本気で子ども達のことを思うのなら、Pが言い続けなければならないという責務もあります。

 しかし、それよりもなによりも、同級生や、同窓生や、知り合いの知り合いや・・・・新しい出会いが、本当に楽しい!!議員になったばかりに、かえって、同じ世代の方と普通に話をしていなかったのかなぁ、感覚がずれるわけだなぁ、と思います。



 そうした中で、今年度限りの会長としてやりたいことがあります。

 まずは、警察とのパイプを広げましたが、これを縦に拡充したいし、いわゆる財界のバックアップも得たいと思いますし、幼・小・中の連携を強化する一方で、保育園と幼稚園の保護者の連携のせめて端緒を作りたいとも思います。園長会や校長会との関係もさらに強化したいし、県との関係も深化したいし・・・・。

 なにより市幼P発祥の「笑顔であいさつ」運動も、もっと大々的に展開したいし・・・。

 願わくば、次年度以降の役員の方々に、さらに拡充して頂くためにも、今年度に、無茶でない範囲で、やっておきたいことがあります。今年度が成功か否かは、次年度がいかに引き継いでくれるかにかかっていると言っても過言ではありません。

 一方で、「認定子ども園」は、ある意味、政治的な課題と言って良いものです。一歩間違えると、幼・保の良い部分ではなく、むしろ課題の部分を合体させることになりかねないほど、デリケートな要素を含みます。
 ある種の混乱も予想されるところで、郡部の幼保一元化ほどスムーズには行かないかも・・・。



 それにしても、子育ては、親子旅のようなもので、幼稚園は始まったばかりですが、やはり、羅針盤となる「子育てフローチャート」が欲しいです。

 子ども達が生まれて、仮に障害があれば、いかにフォローされていくのか?あるいは途中でトラブルがあれば、どういう対処が、どこで、誰によってなされるのか?児童虐待やDVがっあったら?第2子が生まれたら?いじめにあったり、不登校になったら?不良行為に走ったら?親がリストラにあったら?親に不幸があったら?そもそも、養子だったら?外国人の親の場合・・・幾つもの分岐点があります。

 そしてそうした中で、幾らのお金がかかり、あるいは、どれだけの援助があるのか・・・・。行政の縦割りを越えて、示される案内板が欲しいものです。

 全ての子ども達のために。以前にも増して、ビラ配りの際に、荷台に幼児を載せられる自転車に親しみを感じます。
 幼稚園かな?保育園かな?幾つかな?元気かな?と。


 この1年間で、どれだけ進めて、バトンタッチできるだろう・・・。

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