2006年5月10日(水) 【出会いと別れ】

 人事予備日で公的には余裕含みの日程も、こういう雨の日は、会葬やお通夜。難しい話もいろいろあります。
 今年になり、早くも昨年1年と同数の会葬があり、それだけご不幸に接する機会が増えたのは、人間関係が広がったのか、むしろ、なにか時代の過渡期、世代交代期なのか、よくわかりません。ただ、この業界に入って最初にお世話になった方々が、だんだんとお亡くなりになるのは本当に辛く、多くの出会いはあるけれどもそれだけ別れがある、つくづく因果な仕事だなぁと思います。
 「明日、悲しいことがあるってわかってても、あたし、明日が来るのが嬉しかった。」と思っていた東京ラブストーリーの赤名リカも、カンチとの別れが怖かったわけですが、いつか「さようなら」があっても、それでも明日の新しい出会いに期待します。
 なぜ人は、死ぬのか。それは、生まれたから。なぜ別れがあるのか。それは、出会いがあったから。

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