2006年4月16日(日) 【鎮花祭】

 今朝の師友会で、護国神社の正式参拝で伺うに、大きな神事ではないですが、「鎮花祭」というものがあるとのこと。古代には、花の季節には、散る花に乗って疫病の精霊が飛散すると考えられていて、朝廷では、この精霊を鎮める祭儀を「花鎮めの祭り」として奈良時代の神祇令に規定したそうです。へぇ〜。各地に、様々な形で残っています。
 思えば、今年の桜は、どこか不思議で、先週は異様に満開で、今週は、風雨にも半分残り、さくらカーニバルの最後を飾っていますが、なにか浮わついたような気分を鎮花祭で抑えるというのは、なるほどです。日本人の感性の素晴らしさを思いますが、私には、慢心を諫めるようでもあり、ありがたいことです。
 いよいよスポ少ソフトボールの招待交歓試合も、今日の中央から始まりました。まさに、11月までのロングランで、公式試合や練習試合を含めて、保護者の皆様はもちろん、御指導の先生方には本当に頭が下がる思いです。
 その後、天神山文化プラザで、写真展や書道展を拝見し、岡山県サイクリング協会総会に、奉仕員総会。散る桜が呼び込んだような春の青空が広がります。
 四十越えると、四季の移ろいが、しみじみと不思議・・・。とりわけ桜は。

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