2005年11月24日(木)
【立ち会い出産の推進を!!】

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 本日は、次世代育成・男女共同参画特別委員会。日程の都合で、8時半から委員長レク。委員長レクは、委員長と議会事務局と報告される担当課長との事前打合わせで、やらない委員長もいますが、私は非常に重視しています。
 各委員の発言を予測して、資料等に不備がないか確認するわけですが、実際は、運営側の委員長としては、質問ができないので、議員として先に聞きたいだけ聞いておくようなところもあります。
 特に本日は、「岡山県青少年保護育成条例」改正案と18年度以降の男女共同参画の基本計画となる「新おかやまウィズプラン(素案)」について。突き詰めれば、どちらも、家庭の問題に帰結します。ただ、行政は、なかなか問題の本質である家庭にまでは踏み込めません。
 また、昼からは、委員会室で、視聴覚ライブラリーから借りた『あかね色の空を見たよ』を観ました。明日の委員会視察で、「フリースペースあかね」にお邪魔するからですが、烏城高校についても、改めて考えさせられました。
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 新ウィズプランは、通知目標を示しますが、メルクマークとしては、イマイチ。私は、「立ち会い出産の推進」を目玉施策にすべきであると主張しています。我々は、身近な生と死、つまりは、生命の尊厳について、あまりに遠くなりすぎています。

 そもそも、死に目に会えなかったとは言いますが、なぜ、男は、生き目に会えなかったと言わないのか?「今日子供が産まれるんで会社を休みます」「子供が産まれそうなので失礼します!」と言える社会は、子育て支援も、男女共同も、きっと進んでいるでしょう。
 そして、妻、女性の偉大な姿、子供の誕生の姿を見て、男が女より偉いと本気で思えるような馬鹿な男はいないはずですし、子供の虐待なんてできるわけがないと思います。
 もちろん、事情は様々ですが、可能であれば、責任者も立ち会うべきではないかなぁ・・・。

 逆に、必ず迎える死、その前に親の老いや死があり、連綿と繋がる生命の連鎖の中で、墓や儀式を守ることも家庭のひとつの役割です。「家」とは言うけれど、そういうことがるあるのが現実です。結局、男と女は、助け合わなきゃやっていけません。

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