2005年6月21日(火)
【《「こころ」に残る市井のあの歌》】

「青春きっぷ愛好会」の友人が、高梁市で開催された『NHKのど自慢』の出場をかけて予選に出た姿が、深夜にオンエアされるので、「是非見るように」ということで、昨「朝」、眠い目をこすりながらTVの前で、今か今かと待っていました。

 予選出場者は、250組。153組目の彼が登場したのは、午前3時10分。厳しい営業を続けながら、あの鐘を夢に、しかし、予選落ちし続ける岡山市民の彼が、今回は、高梁市で、勝負をかけたその歌は、松田聖子の『天使のウィンク』!!
 出出し好調。うーーん、意外とやるなっ!と思ったその後、「助けてエンジェ〜ル、リンゴをかじったり〜・・・・あれ〜?」「ありがとうございました〜」。・・・・チーン。残念っ!!

 多分彼は、「かじった‘ら‘」を「かじった‘り‘」と歌ったことが、今回の敗因というに違いありません。
 でも多分、私は、根本的な原因が他にあるように思うのです。しかし、私は、「今回は、おシャレするけん!」と言った30才代後半の彼が、「そりゃ、どこで売っとるんじゃ?」という妙な麦藁帽子をかぶっていたことを称え、これからも応援します!はふ〜。

 意外に泣ける室井滋の映画『のど自慢』を思い出しました。

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