2005年6月13日(火) 【亀井章先生】

 岡山市議会議員の亀井章先生がご逝去され、お通夜にお邪魔させて頂きました。享年60歳とあまりにも早く、岡山市民、岡山市政は、大きな財産を失ったのではないでしょうか。
 保守系でありますが、常に是々非々のスタンスを貫かれ、二元代表制のもと、堂々と執行部と拮抗する地方議員のあるべきひとつの姿を体現され、心から尊敬できる政治家でした。
 その侍のような生き様に、私のまわりにも、強烈な多くのファンがおられました。私財を擲って、たいへん苦労されて、「マーチングインオカヤマ」を育てられたという一面もあります。
 個人演説会にお越し頂いたりしても、結局、応援演説を交わすような機会はありませんでしたが、京橋朝市で、よく御指導を頂きました。はっきりきっぱりと発言されるには、自信を裏付ける相当の勉強やご努力があったはずで、常に本気であり、いつも頭が下がる思いでした。とても真似はできないと思いながら。
 人事がらみで紛糾する中、車椅子で議会に来られ、そこで倒れられたと聞きます。最後まで、見事な議会人であられたのです。
 明日、本会議再開ですが、昼休み時に、焼香だけでも伺います。戦う議員がおられなくなって、心の底から淋しいです。合掌。

Copyright (c) 2005 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp