2005年5月6日(金) 【文教委員長退任】

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 本日、文教委員長として最後の委員会。少し早いですが、退任の挨拶。次回、16日の常任委員会では、配属先が変わります。
 前年の委員会メンバーが各党の重鎮ばかりの行政改革国体等特別委員会委員長に比して、運営に窮することはありませんでしたが、初めての常任委員会委員長は、回数も多かった分、ある意味、有意義に1年間泳ぐことができました。ただ、県民の皆様への還元は、教育長への一般質問が解禁になるこれからです。
 先日のオカニチにあったように、来週から党役員人事、議会人事に突入します。県民の皆様からすると、コップの中の争いではありますが、ポストがないと仕事にならないのも事実。役職を活かすことで、得難い経験となり、それが大きな力になります。
 私自身密かに照準は定めましたが、全ての体制が決まるのは、12日(木)にずれ込むかもしれません。
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 文教委員会がらみでのこの1年間の大きな動きと言えば、県立図書館開館、第2次生涯学習推進基本計画の策定、教育事務所の再編、教員評価システム構築等ありましたが、一番印象に残るのは、教職員の不祥事の多発です。
 私自身も、いまだに自分の判断が正しかったのかと考える事案もありました。これは、おそらく議員を続ける限り悩み続けます。

 体育協会理事としての任期は残ってもいますが、国体選手の壮行会での気合いを込めたガンバローコールは、いくらか、大会成功に弾みをつけたものと思います。最近は、選手もやり始めたようで、それはそれで良かったです。


 委員会所属メンバーは知られませんが、時には、委員会そのものよりも長い、委員会前日の午前9時からの委員長レクも、ずっと続けました。各課長さんと何らかのエピソードがあります。

 さらに、自民党からは、好まれませんでしたが、委員からの資料請求等には、あらん限り応え、発言も、ほとんど遮りませんでした。しかし、委員会自体は、冗長でも散漫でもなかったと自負しています。これもひとつには、議会事務局の優秀なスタッフに支えて頂いたからです。このことは本当に感謝です。


 もちろん、義務教育国庫負担制度見直し問題、35人学級導入、安全対策、教科書採択問題、教育基本法改正等課題は目白押しです。また、本日報告を求めた自己推薦入試制度についても、改善が必要です。

 私は、ここで文教委員会を離れますが、1年ごときで、教育行政や現場が分かるはずはないのですし、目に見えた成果が出るわけもないのですが、むしろ、本会議での教育長への質問は解禁ということで、これからさらに、県民の皆様に還元するという意味を帯びてきます。


 今日は、委員会後、残念なことに結果として、自民党を除く有志で、市立中央小学校を訪ねました。ユニバーサルデザインや環境面にも十分配慮したいわゆるオープン教室や、室内温水プール、さらには、校舎内の放課後児童クラブに、未来の学校の姿を見ながら、一方で、真鍋島の小学校の子ども達を思いました。

 今日から、我が子の幼稚園でも、お弁当が始まり、妻が朝からなにやら頑張っておりますが、全ての子供達が、安心してすくすくと育つよう、議員として、親として、引き続き教育問題は、最大のテーマとして取り組んで参ります。

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