2005年4月23日(土) 【憲政の神様、県政の仏様】

 本日は、知人の郊外の式場での結婚式出席の前に、「憲政の神様」と言われた郷土の偉人、犬養木堂の記念館に、先日から始まった木堂生誕150年記念「木堂から郷里の人々への書」展を訪ねました(〜5月22日まで)。暖かい春の日差しの中、生家のある川入周辺は、本当に穏かな風情があります。
 外相兼任の犬養内閣は、まさに難局の中にあり、外に向かっては、軍部の独走から勃発した満州事変の収拾、内に向かっては、経済不況という命題を抱えていましたが、軍国主義の高まりの中、海軍青年将校の指揮するテロ(5.15事件)で射殺されました。もはや「話せば分かる」時代ではありませんでした。
 清廉潔白というのが、本県の政治家の系譜であると胸を張りたいものですし、何よりも、翁の時代に世相が酷似する事がないよう、肝に銘じます。

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 県の外郭団体である岡山県郷土文化財団の所管施設は、他に、吉備高原都市内の「岡崎嘉平太記念館」があります。GWには、是非、郷土の偉人の足跡をご家族で感じてみられたらいかがでしょう?

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 結婚式後は、犯罪被害者支援ボランティア養成講座に。
 それにしても、この頃は、ホテルでの、あるいは、媒酌人がいる結婚式が、ずいぶん少なくなりました。
 その分、新郎・新婦の気持ちが入り、まさにパーティーといった楽しい感じの式が多いです

 また、ちょっと郊外に、びっくりするような設備の結婚式場もあり、趣向も様々、この業界が、非常に熾烈な争いをしているのを体感します。

 本日は、締めの挨拶で、新郎の御尊父が、「鳩が巣箱から飛び立つような気持ちである」と言われたのに対して、新郎が、「鳩というより、両親という糸に繋がれていたから高く上がれた凧だった。これからは、それを切るのではなく、その糸を夫婦で強くして、もっと高く上がる」というようなニュアンスで応えられました。
 やるじゃねーかよう!これからの結婚式の挨拶では、使わせてもらうぜ!

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