2004年6月18日(金) 【続お茶と牛乳】

 本日は、青少年対策・男女共同参画特別委員会。今年は、「新岡山いきいき子どもプラン」策定の年ですが、私は、もはや、行政が家庭の問題に介入しない時代は過ぎ、とりわけ、親が親たる施策の重要性を言い、子育てならぬ「親育て」と、男女共同参画社会ならぬ「男女共同参画家庭」の推進プランを委員会で議論すべきだなぞと申しました。


 ところで、今年度最初の委員長会議で、牛乳とお茶組みに女性が二度来られることについての改善を求めましたところ、今日の委員会より、「大きく」仕組みが変わりました。

 すなわち、委員会開会の時点で、机の上に、お茶と牛乳が置いてあるという不思議な風景で、委員会開会時点で、女性は、各々の持ち場に帰り、委員会終了を確認して、撤収に来るというものです。
 もっとも、議員が牛乳を委員会で飲んで、牛乳普及に繋がるのかなぁ、という疑問は消えません。牛乳はもっともっと飲むべきですし、産地振興もすべきですが、議員が飲むのは、もはや慣習になっているのでしょう。しかし、誰が始めたんでしょう・・・?


 今までは、狭い給水室に、女性何人かが待機。委員会中に、牛乳のコップを引き、お茶と替えるという作業があり、都合2度の登場で、拘束時間が長かったのですが、これからは、開会前に、とっとと帰って頂くということになったのです。

 だいたいが、見目麗しき女性に、重要な審議の際に、お茶を入れて頂くというだけで、純朴な僕は、緊張が走り、なにより、一般企業で女性がお茶組みするような、ある意味での余裕は、なくなっているのに、財政の厳しい県が、余剰人員を抱えているわけでないはずでし、人材活用としては、非常にもったいないと、かねがね思っていました。
 なにより、女性議員が、なんでこういうことに対して、意見がないのかが、本当に不思議でした。


 個人的には、1時間半程度の委員会に、お茶を飲もうが飲むまいが、どうでも良い(牛乳普及は別の場でもできる)し、なにか飲みたければ、勝手にペットボトルでも持ち込めば良いと思いますし、執行部も、若手を含めて、仰山来られるのですから、誰が入れようと良いのですが、将来的には、急須でも、やかんでも置いておけば良いと思います。

 それにしても、初当選から6年目。かねてからの疑問が、発言の機会がなく、委員長になって2年目、やっと少し解決しました。


 こういう地味な提言の実現もございます。

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