2003年11月10日(月)
【祝!!逢沢副大臣6選!!】

 皆様の圧倒的なご支持を頂き、逢沢候補は、10万票を越える得票で、見事6回目の当選です!!
 皆様、本当にありがとうございました!

 しかし、投票率60%を大きく割り込んだことは、たいへんに気になります。大いに反省しなくてはいけません。


 そして、今回涙を飲まれた対立候補の方々に、本当に心からお疲れ様でしたと申し上げたいと思います。なにより、彼らを支えてこられた支援者、陣営の方々に、堂々たる見事な戦いでした、と、労いの言葉を送らさせて頂きたいものです。
 もっとも、私には、なんの権限もありませんが・・・。

 もしも、選挙がなければ、同じ思いを持って、政治の道を歩んで行けるのに、誰が悪いわけでもないのに、どうしてこうなってしまうのか、正直切ない気持ちでいっぱいです。

 選挙の洗礼を受ける身として・・・。何が勝って、何が負けたのか、選挙の辛さが、身に染みます。


 「若い力」でなんとか、政治の道をこれからも邁進して欲しい、私が言える立場でないのは、わかってはいるのですが、34歳で当選させて頂いた私としては、実は、「若い力」に、密かな期待もしていたように思います。


 そして、自民党的には由々しき事態であり、来年の参議院選挙を考えると頭も痛いのですが、民主候補の一人が、復活当選したこと、それは、今回の選挙で、自民党全候補当選に加えて、非常に大きい、ある意味で、収穫だと思います。
 もちろん、今後も戦っていく相手に違いないのですが。

 彼の真摯な姿勢は、誰もが見ていました。何か、涙が出そうなくらいに見ていました。官僚でも世襲でもない、公募の候補が、地盤も看板もない中で、徒手空拳で頑張っていたこと、それを皆が知っていました。
 何も持たなかった私の中には、不思議な共感すらありました。

 だから、不適切とは分かっていながらも、どうしても、「おめでとう!」と思ってしまう自分がいます。
 一切応援は、しなかったけれど。

 ある意味で、若い力が、こういう形であれ、明日に残ることは、政治を大きく考えれば、良いことかもしれないし、そして、何よりも、「夢は叶うんだ」ということを示してくれました。
 「努力」・・・・子ども達にも言えることです。

 類まれなる才能というよりも、日々の努力で、夢は叶うのです。そういう政治で良かった、そういう岡山で良かった・・・・。
 自民党的には、これからたいへんだけれど・・・・。

 確かに、二大政党の時代が、近づいています。
 そして有為な人材は、これからも出てくるでしょう。


 それにしても、選挙の中では、本当にいくつものドラマがありますが、様々な人生模様の中で、世間が、凝縮されます。

 そこには、いろんな思いが託されていて、候補者が、時として、誰かの夢になることがあります。

 例えば、それは、いつもどこかで、自分が存在していてはいけないのではないか、と考えるような、よく肥えた地方議員の、不様と思えるような歩みさえ、時には、誰かの夢になる、そんなこともあるのです。あるいは、時には、共感を持って。
 政治、選挙には、そんなところもあります。
 夢が託される・・・。


 幾つもの夢が消え、幾つもの夢が、これから叶うかもしれません。夢を託された人間は、それに応えていかないといけません。
 今回の選挙戦で、改めて肝に銘じました。


 それにしても、今回の選挙戦、本当に多くの素晴らしい方々に支えられ、一緒に汗を流してきました。
 良かったなぁ・・・!

 逢沢選対は、日本一やぞ!!

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