2003年10月24日(金) 【立会演説会】

 昨日の立会演説会は、たいへんな盛況でありましたが、よほど気を引き締めていかないといけないという思いを強く持ちました。

 とりわけ、シンパシーという点からは、投票率が上がった場合の20〜30歳代の投票行動は、予測不能なものがあります。

 危機感を強く持ちました。


 一方で、私は、自分が、同じことを聞かれたら、どう答えるかな、という気分で聞いていました。

 政策面は、党の施策をあれこれ勉強すれば、一通りの事は言えるのでしょうが、例えば、「何のために政治をするか」というような質問は、個人の経験や資質に帰するものです。
 このあたりは、もう人生観の世界です。

 私は、「愛と夢の公正な分かち合いのために」突き詰めれば、一人一人の幸せのために、政治をします。幸せとは何か、と問われれば、私は、「家族」が安心して暮らせること、だと思います。
 その手段の積み重ねが、あるいは、各々の役割の認識が、良き伝統になるように思います。

 愛と夢が、世界中で公正に分かち合えておれば、世界中のどの家族も安心して暮らせます。そして、おそらく幸せでしょう。

 そのために政治があるのです。
 そういう仕事ができるから、政治家には誇りがあります。

 政治や政治家など、一人一人が幸せになるための手段、道具に過ぎません。特に、政治システムは、そうでしょう。仕組みは、どんどん変えていけば良いと思います。

 大切なのは、目的と手段をよく見極めること。いつのまにやら、手段を守ることが、目的になることがないように。


 つまりは、幸せの基準がずれてるから、政治もおかしくなるんではないかな。あるいは、政治がおかしいから、幸せが、わからなくなるのかな。


 「岡山のためにか、国のためにか」と問われれば、「一人のために、そして、地球のために」と言うでしょう。

 尊敬する政治家は、革命家としての高杉晋作。尊敬する人は、ウルトラマンコスモス(←人?)。

 最近読んで感動した本は、「加治隆介の議」(←マンガじゃん!)

 今一番行きたいところは、北朝鮮!あるいは、五能線に、乗りたいです。

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 それにしても、自民党は逆風になりつつあります。個人的には、世代間の人数バランスが保たれて、能力と体力があれば、定年制を必ずしも引く必要はないと考えています。老獪さに対抗できないのは、若い者が、単にだらしないというだけの話です。

 若ければ、政治への情熱が本物かと言えば、そうでもないでしょう。戦場である議場で死にたいのが、本物の政治家かもしれません。

 また、立候補されても、選ぶのは有権者の皆様なのですから、この問題を引っ張るのは得策でない気がします。

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