2003年9月15日(月・祝・敬老の日)【敬老の日に】

 本日は、敬老の日。それにまつわる行事もありましたが、基本的に人間関係は、「長幼の序」が全てだと私は思っています。
 そういう意味では、この日があるということ自体、反省の日にしたいと思います。

 私は、いかなる立場、いかなる状況であれ、一日でも早く生まれた人間を「立てる」ことが、日本という国の良き伝統であると理解しています。要は、謙虚さとか礼節が、日本の基本なのですから、目上の人間は、敬うのが当然である、と、思います。
 ここを欠いたら、世の中は、なり立たないと思います。

 もちろん、意見は堂々と言うべきですし、立場は様々ですが、例えば、その時の言葉遣いがどうであるのか、馴れ馴れしく岡山弁を目上の方に使うということ自体が、私のルールの中には、一切ないのですが、そこが人間の品性の問題だと思います。

 少なくとも、私は、口には出しませんが、それで人間を見ています。逆に言えば、それだけです。

 ある意味、職員の方は、私より目上の方ばかりですから、そのあたりは、常に気にするところですし、議員関係でも、期数に関係なく、目上なら「先生」、私より年齢が下なら(3期で私より年下の議員は、おられませんが)「さん」で、呼ぶようにしています。
 ただ、別の基準を持っている人も多いようです。

 いずれにせよ、私には、若いレポーターがする、「おじいちゃん」「おばあちゃん」と気易く呼ぶ高齢の方へのインタビューの中に、実に不愉快なものがあります。いずれ行く道なのに・・・・・。

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