2003年5月16日(金) 【在宅介護サービス】 | ||
朝から先ほどまで、在宅介護サービスと移送を行う介護保険事業者さんのホームヘルパーさんに帯同させて頂き、仕事の現場を見させて頂きました。
事業者の立場から、在宅介護の状況を見させて頂いたのは初めてで、大変に勉強になり、大きな課題を頂戴し、なによりも、大きな感動を頂きました。詳細は記しませんが。 特に、ビジネスとして考えれば、病院や社会福祉法人でない事業体で、介護保険に関わることは、かなり厳しいものがあるのですが、それを越える遥かなる「思い」に共鳴いたしました。 突き詰めれば、施設介護から在宅介護への動きを標榜する介護保険の究極の意味は、人生の最期をどこで、どういう形で迎えるかの選択であるように思いました。 そして、まさに終末に近づく中で、人生において、結局何が一番幸せなのだろうかと考えた時、その答えは、人それぞれでしょうが、私の個人的な結論は、人生の幸せとは、過程がどうあれ、家族の中で生まれ、家族の中で死ぬことであると、思うのではないかな、なにか今日、そんな気がしました。 生まれてきたことを誰からも喜ばれ、死んでいく時に、しっかりと家族に思いを伝えられる、そうありたいものですが・・・・・。 どれだけ世の中が汚れていようとも、この仕事は、なにか心が洗われるような気がする、という言葉に、そうなんだろうなぁ、と我が身が恥ずかしくなるような気持ちです。 しかし、「思い」に反するような様々な課題があります。その点を議会サイドからしっかりとサポートさせて頂きたいと存じます。 この世を去る時に、最期の景色に何を願いますか? 竹内まりや曰く、「人生は、あなたが思うほど悪くない」 | ||
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