2003年3月5日(水)
【I shall return】

 本日16回目の一般質問が終わりました。いよいよ議員としての私の4年間の終わりが近づきます。
 私の質問の「若い地方議員に期待するもの」として知事は、「郷土愛、政策提言、挑戦」の3つを言われ、また、私自身の活動についても、一定の評価を示して下さいました。

 知事の言葉で、少し報われた感じもしましたが、「快適生活指標」が達成できなかった場合には、「ペナルティー云々ではなく、原因を調査し、新たに事業化する」という答弁には、再質問(要望)で、少し噛み付いた形になりました。

 民間の営業マンのノルマを引き合いに出し、「そういう考え方が問題ではないですか。いくら行政評価しようとも、その繰り返しではないですか」と。

 そして、最後に一言「I shall return」。なかなか決まりません。


 今期唯一の16回連続質問。一つの公約は果たせました。
 でも、しかし、根本的に何も変わっていません。『クールランニング』のように青空は見えません。
 知事以下執行部の皆さんに質問を浴びせ掛けても、根本的に変わらないことがあります。

 問題は、議会です。問題は、私達議員です。
 議会が、知事のスピードに果たしてついていっているでしょうか。否、議会が、執行部に先行しないとおかしいです。

 議員定数削減。少数精鋭。少なくとも、岡山市第一選挙区に11人の県議会議員は要らないかもしれません。議員が己の首を締め上げずして、なんで、行政が、政治が変わるものか。

 次の任期で、連続32回の質問をすることを大前提に、議会改革を公約として掲げさせて頂きます。そのために、議会に戻りたいのです。


 部会で通った障害児(者)地域療育等支援事業についての陳情は、政務調査会で差し戻し。「継続審査」はありませんので、「審議未了」でタイムアウトの流れ・・・・・。

 これ自体は、地方分権の時代に、補助金のあり方を考える上では、理屈としてはもっともなところもあります。詳細は、後日。

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