2002年8月18日(日) 【秋近し】

 本日は、早朝より、消防団中方面隊の夏期訓練。猛暑が一転して、風に秋の気配を感じました。

 その後、母校一宮高校の同窓会に、夫婦で出席させて頂きました。今回は、9,10,11期が中心の総会を兼ねたもので、10才違う後輩の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

 総合選抜解体以来、県立普通科高校も、ある意味で、生き残りを賭けた戦いをしていますが、スーパーサイエンスハイスクールに指定されるなど、理数系に強みを持つ母校の歴の魁として、数学は2の、1期生も全力で頑張ろうと思います。


 今年の盆踊りも終盤戦。遅刻等のポカも続出し、逆に、思わぬ展開で、うれしいこともあり、ただ、今年が去年と違うのは、地域によっては、家族連れでお邪魔させて頂くことも多く、己の子どもがはしゃぐ姿に、ずいぶん救われているということでしょうか。
 いったい彼は、この夏いくつ、かき氷を食べ、浴衣の若い女性を追っかけ回すのでしょうか。

 挨拶だけすれば、「はいさようなら」、ということができない質のため、数が重なると精神的にめげそうになるのですが、これを仕事と感じていたり、他陣営の動きにイライラしたりしているのは、議員だけで、本来は、地域で楽しむための夏祭り。
 少しだけ、家族で、楽しみを共有させて頂いています。


 ただ、同時に、地域に対する「おそれ」というものは、いつも持っています。その地域の課題は何か、例えば、あの道は、いつまでにできるのか、尋ねられても、市議会議員の先生方ほど、わからないことの方が多いわけで、そこをのうのうと挨拶してまわるのが、いかにずうずうしいことか、選挙だから、とにもかくにも、ちゃらちゃらと数をこなせば良いという性質のものでは、本来ないのです。
 やはり、責任は背負わさせて頂きますということなのですから。

 3年半あっても、地域やご支援頂いた団体の方に、何もお返しできていない、にもかかわらず、上っ面で、さらに、愛想を振り撒いてまわるような己の姿に、正直自己嫌悪になります。
 ただ、その思いを払拭する場は、議場であり、対行政とのやりとりに精進する以外ないのです。

 そして、結局は、歩くしかない、さしで話す以外ない、基本に戻るしかありません。
 なにより、街宣です。良い気候になってきました。

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