2002年3月7日(木)【一般質問3日目 自問】

 本日は、一般質問3日目で、今日もまた6人登壇。座って聞いている方も、結構大変です。ただ、今回は、自問する議会なので、やや哲学しています。ここのところくどくどと書いておりまして、本当にあいすみません。
 ここ数日から、読まれ始められた方、いつもは毎日こうでもありません。

 今期で引退される共産党の議員が、いつにも増して燃えられました。内容というよりも、回数に制限があるだけに、本会議の質問にかけられる情熱には、頭が下がります。イデオロギー云々ではなく、議席を与えられた議員が、どれだけ本気に、自分の与えられた使命に対して、真正面から真摯に取り組んでいるかを考えると、共産党に勝るもの無し、です。
 ある種のプロを感じます。なんなんだ、佐藤真治。

 なお、答弁等の詳細は、明朝の山陽新聞に委ねます。


 以下、非常に情けない話です。ただ、こういう自問をしているわけです。

 本日の議員総会では、地方議会議員年金の改正について。掛け金が、月6200円アップしますが、需給の際は、1割減です、というありがたい見直しのお話。自慢ではないですが、どこの世界に、月7万4400円もかける共済があるのでしょうか?
 あくまで共済会による年金の話ですが、3期以上ですと、年金の元が取れますが、2期以下で辞めれば、超元本割れ。こんなの入りたくねーや(強制)。なんなんでしょう、議員の年金って?国民年金も払ってますが。

 所得税が、5万5710円。県市町村税が、6万7100円。国民健康保険は、所得に比例するため、目玉が飛び出る金額。所得があっても、それ以上に、どんどん出ていくのです。可処分が少ないのですから、重税感は、たまりません。時々、うちは生活楽か?やっていけとんか?と、妻に確認しています。まぁ、なんとか大丈夫です。今のところ。

 しかし、3%カットして、手取り63万3490円。この額がどうなのかな、特に、同世代の友人知人の皆様にしてみれば、なめとんか、という額ではないか、と思います。実は、個人商店は、これでは、全然やってはいけないのですが。
 ともあれ、ある人間を高給取りにするために、なんで手弁当で、選挙で応援せねばならんのか、という気持ちにもさせられようというものです。票を入れたのは、なんのためか、当選したら、こいつこんなに金が貰えるんか、私でもそう思うかもしれません。この額は、それぐらいふざけています。
 これで、仕事をしなければ、詐欺師です。

 ただ、税金泥棒と罵られても、これが、全部我がことに使えたら、世の中さぞかし楽しいでしょうが、賞与、政務調査費、旅費等ありますが、いずれ日々の活動や選挙で、吹っ飛びます。しかも、全く明日の保証はありません。さらに、自分で汗水流して稼ぎました、という充足感がないため、使うこと自体に、後ろめたさすら持っています。だいたいが、全く豊かになったという気はしません。
 しかし、私の気分は、給与が高額であるという事実とは関係ありません。

 そもそもが、毎議会で質問しました、毎日メールを打ちました、だからなんなのか。それが、税金を支払う1000万円プレーヤーの働きなのか、自問すると、ただただ申し訳ないような気がします。いや実に物足りない。
 これは、普通の議員だろう、最低レベルのことではないか・・・、このままだと、自分は、腐るなぁ・・・。

 だいたいなんなら?この腐った政治状況は。あほか。あほらしゅーて、やっとれんがな。わけがわからんじゃねーか。
 で、わしゃ、食えたらええんか?なんの議員なら。うーーん、最近、腐ってる。腐ってるよね、腐ってる。なんもかも、ムチャクチャ。腐っとるなぁ・・・・。


 寺山修司なら言うでしょう。「書を捨てよ町に出よう」!!

 机の上でスーパーメガホンが、笑ってるぜ!!
 やっぱり街宣しかないですね。街宣しかないんですよ。

 自問。

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