2001年9月4日(火) 【愛国団体】

 委員会で聞きますからと、いわゆる右翼と総称される団体や風俗の街宣車について頂戴したご要望について、県警と相談しているさなか、愛国団体を名乗る方から電話を頂戴しました。
 活動費用捻出のために、書籍販売をされているとのこと。どこも不景気なのでしょう。

 個人的に、いかに貧乏と先行きの不安に喘いでいるかを切々と説明させて頂いたところ、実に良い方で、「わしゃぁ、悪いところに電話したんじゃろうか。身につまされるが。先生頑張られぇ」と、たいへんにご同情頂きました。

 話している私も、長い愚痴を真摯に聞いて頂くうちに、本当に情けないやら、悲しいやらで泣けそうになり、しかし、自信と誇りを持って、日本と岡山県のために、お互い頑張ろうじゃないか、協力はできないが、心情的には応援する、という話になりました。
 なにか、相通ずるものが。人生意気に通ず、なんてのは、良い言葉です。

 しかし、実際のところ、これでは、全くなんの解決にもなっていない気もするのです。それにしても男気のある、良い人だったなぁ。
 右翼もいろいろあり、一概に言えないと聞きます。王道を行く右翼なら、それこそ選挙に出られれば良いのに、とも思います。一緒に頑張れるんですが。
 本物の右翼の方とは、このままでは、日本も岡山も駄目になる、なにかしたい、という思いは一緒なのですが、表現方法が、やや違うかもしれません。

 いずれにせよ、街宣車については、次回委員会で、県警の見解をお示し頂きます。

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