2001年8月15日(水) 【不祥事?】

 残暑お見舞い申し上げます。

 大山の方に逃亡しておりましたが、子供と24時間一緒にいられたのは、9ヶ月で、昨日が初めてでした。当たり前のこと、ありふれたことが、本当に大切だということに、人は、なかなか気付かないですね。
 神庭の滝では、久徳県議(32歳)ファミリーと遭遇。お互い、近場で間に合わせとるなぁ・・・。かなり、家族が気の毒な商売です。


 とは言うものの、そういう時には、県警から電話が入ってきたりします。
 昨年の文教委員副委員長の時の県教委からの緊急連絡は、まず不祥事。いわく、県立普通科高校教諭が、未成年者買春で、捕まりました、とか。

 昨日の事案は、ご案内の通り、一昨日深夜、落合町で、暴走行為をしているバイクが、パトカーに衝突。2名死傷。詳細は、不明。というものです。
 今朝の新聞によれば、パトカーが赤色灯をつけず国道を塞ぐ形で、横向き停車。それに、バイクが衝突した、ようです。


 実は、ある方から、暴走族の取締りのため、白バイの出動をしてはどうか、というご提案を頂戴し、委員会で聞いたり、個別に聞くのですが、今回のようなケースが、非常に頻発することが想定され、躊躇されているのです。
 私も、原付のおばちゃんを捕まえる前に、白バイがすべきことは、もっとあると思います。少なくとも、暴走族への威圧感は、パトカーの比ではないでしょう。

 しかし、暴走族と比べて、白バイ警官の運転テクニックは、雲泥の差。確実に、追いつくことはできるのですが、要するに、逃亡に際して、交差点や人家、商店街に突っ込むなど、場合によっては、一般市民を巻き込み、死傷する可能性が、否めないのです。
 一番恐れているのは、一般市民への影響です。

 しかも、公共の福祉を真っ向から破壊するものが、いざとなったら、途端に人権侵害を持ち出してくる。世相というか、風潮というか。


 今回のケースが、やりすぎにあたるのか、世論が、どういう形に流れていくのか、未だ詳細は不明ですが、やはり、治安を守るため、警察の威厳を高めるには、圧倒的な市民の支持が要ります。
 なにより、マスコミの報道姿勢にも良識が問われます。
 県警本部長が謝罪するのか、その対応の仕方も、警察サイドから言えば、全体の士気に関わる極めて重要なことです。難しい判断を迫られます。
 いずれにせよ、最後は、世論です。


 ただ、故人のご冥福は、心から祈りつつも(というか、身内に、こういう亡くなり方をされた、ご家族に、哀悼の意を捧げたいです。これは、お辛いと思います。)、はっきりしているのは、この一件で、暴走族一般を図に乗らせてはいけないことです。
 こういう、惨事を繰り返さないためにも、県警には、暴走族を徹底的に取り締まって頂きたいものです。

 個人的には、違法改造業者、悪意の販売業者など、暴走行為を助長する者にも重罰を科すべきだと思います。

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