2001年5月9日(木) 【膠着状態】 | ||
本日、明日と2日間に渡り、自民党役員(4役:すなわち幹事長、政務調査会長、総務会長の3役に、議員団長を指す)および自民党内の議会の人事(副議長および常任・特別委員会の正・副委員長)が、行われます。
今朝の山陽新聞朝刊をご参照下さい。 11日(金)の議会運営委員会に人事案は、掛けられ、15日(火)の臨時会で、議会の承認を経て、新体制の議会のいわば新年度が、始まります。 本日は、党内役員人事の段階で、自民党内の政友会、県政会の両勉強会(派閥)が、膠着状態に陥り、決裂。先ほどまで打合わせで、明日に持ち越しです。今日の段階で、決定事項はありません。 詳細については、私も政党や派閥に所属していますので、全てはお伝えできません。ともかくおおいに揉めているのは確かですが、議会ではよくある出来事です。 明日の新聞が、どう報道されるかわかりませんが、昨年のその22「かしわ餅」に記したように、議員にとっては、当選回数や年齢を超えて、情報交換や、コミニケーションをはかる、落語「浮世床」の世界であり、外部の方には、ちょっとわからない(情報公開しようもない)味のある、大切な時間と言えると思います。 32歳から76歳まで、各地域の代表が、いわば大真面目に、年に一度、篭城をしている、という風流もあります。議員にとって、これだけゆっくりと流れる時間というのは、そうないかもしれません。 多分、皆さん、どこかで楽しんでいるはずです。県政に、たちまち役立つわけではないですが、自民党、議会内が活性化する重要なイベントであると私は評価したいのです。 馬鹿馬鹿しいとか、時間の浪費だと、怒ったり、一笑にふすのは、簡単ですが、なかなかに説明の仕様のない、個人的には、素晴らしい無駄な時間だと思います。 そして、22人の議員だけしかいない大きな畳の間で、あるいは、39人の自民党控え室で、時にはあきれながらも、おそらく議員という人種が、生き物が、とても好きになる時間です。 ここらあたりは、当事者ですから、新聞の論調とは、全く違うと思います。 なぜかわかりませんが、議場に座っていていたり、控え室で、ふっと、ずっとそこに、岡山県議会にいられないような気がすることがあります。落選するのか、死ぬのか、わかりませんが、私は、いつまでもいられない気がするのです。なんでかな。 逆に、いつサヨナラがあっても良いように、例えるなら「東京ラブストーリー」の赤名リカのように、そこに心を残さずにいようとも思います。 だから、少し遠慮がちにいる私です。 | ||
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