2001年4月15日(日) 【末藤守先生】

 本日は、同期県議で、最も懇意にさせて頂いている末藤守先生(赤磐郡)の会に、県議で唯一、夫婦で呼んで頂きました。
 苦労人の末藤先生とは、どこか妙に波長が合い、この会、佐藤夫婦のつぼにはまってしまい、夫婦で、思い切り泣かされまくってやんの、です。
 ひとこと、「ああ、選挙区が違ってて良かった。」末藤先生、大好き!!

 実は、末藤先生、昭和46年、26才の時に借金90万円で、コーヒー一杯80円で、テレビも電話もない喫茶店を開業。爾来30年。山陽こだま楽器を作り上げ、平成7年、50才を機に挑戦された県議選挙に、182票差で落選。
 前回の選挙では、ダブルスコアで、トップ当選。「浪花節だよ、人生は」なのです。体験に裏打ちされた言葉が、響きます。

 ただただ、感謝、恩返しで、政治の世界に入られたことが、心底伝わってきます。岡山県議会の中では、ちょっと異色の先生です。


 私も、思えば28才の頃は、まだ新聞配達をしておりましたし、1銭も貯金がありませんでした。末藤先生には、到底及びませんが、商売を始められた頃の話など、びんびんと感じるものがあります。

 結局、政治センスは、「感受性」である、どこまで自分に置き換えて考えられるかが、人間の幅である、さすれば、ま、人生いろいろある方が良いのでしょう。

 末藤先生を見ていると、思春期に家業が倒れたことも、夜間保育が生業であることも、司法試験に挫折したことも、新聞配達をしたことも、営業マンの経験も、なにか辛かったこと、苦しかったことは、全てあれはあれで良かったんだ、と素直に思えるのです。

 涙のその先にあるのは、感謝と恩返しであると、その生き様で教えて下さる末藤先生!!末藤先生バンザイ!!・・・こりゃ、ちょっと誉めすぎた。でも、呼んで下さって本当にうれしかったのです。
 「赤磐市」づくりを目指す、末藤先生を皆様どうかよろしくお願い致します。

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