2000年9月24日(日)
【創造的破壊のために 晋作】 日曜日のひとりごと

頑張れ!!山口衛里選手!!いよいよスタートです!!

 高杉晋作が、好きです。激動の時代にしか咲かない花があります。時代が晋作を呼んだのか、晋作が時代を呼んだのかわかりませんが、高杉晋作は、おそらくあの時代に生まれていなければ、風流な歌人にすぎなかったでしょう。

 竜馬は、周旋家にして政治家です。おそらく、どの時代でも立派な商人には、なっていたでしょう。彼ほどの類希なる大器に、愚かな私は、よう共鳴できません。

 あの時代の晋作は、間違いなく革命家です。過激派と言ってもいい。吉田松陰と響きあいながら、自らを純化するように「狂」を生きぬきました。人間的にもかなり問題がありそうな、半ば躁鬱気質がバクハツしたかのような彼の人生は、まるでハチャメチャなジェットコースターです。
 その中で作った、「見るもいやらしい」奇兵隊こそ、封建体制も幕藩体制も破壊した日本で最初の革命軍です。自ら血を流すことを厭わない実践的革命家こそ、高杉晋作その人です。

 「おもしろきこともなき世をおもしろく」晋作の辞世です。孤独癖があるのに、人間好き。ニヒルに冷めているようで、実はギラギラしている。郷士でもない彼は、別にじっとしていれば、そこそこに出世したろうに、何かせずにいられない。実は、ただのトラブルメーカーなのか。「とにかく走ってから考える」子どもじみた晋作に、どうして私はこう惹かれてしまうのでしょう。

 もし、高杉晋作が、この時代に生きていたら、彼は何をしているでしょうか。あるいは、松陰が生きていたら、今のヤマトをなんと言うでしょうか。
 結論を言えば、私は、この時代に、高杉晋作ならやるだろうことをしたい、それを地方議員としてやってみたいのです。すなわち、地方政治の「創造的破壊」です。

 私は、そのための武器として、インターネットを捉えています。

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